逆質問は、ハマるとはまります。決まると決まります
このエントリーを読んでいただいているということは、あなたは面接でお困りであるということですね。
就活で忙しいあなたなので、いきなり言いますね。
面接の最後で「なにか質問ありませんか?」と問われれば以下のように答えてください。
次の3つのうち、どれかひとつでOK。
キワードを変えただけの3つのバリエーションとなります。
お好みでどれでも構いません。
- 「新入社員にとって最も大事な資質は、わたしはやる気であると考えるのですが、御社において、やる気以上に重要な資質は何かございますでしょうか?」
- 「新入社員にとって最も大事な資質は、わたしは行動力であると考えるのですが、御社において、行動力以上に重要な資質は何かございますでしょうか?」
- 「新入社員にとって最も大事な資質は、わたしは素直さであると考えるのですが、御社において、素直さ以上に重要な資質は何かございますでしょうか?」
回答を聞き終わったあとは、「質問できて大変勉強になりました。ありがとうございました。」と付け加えてください。
ここまででワンセットです。
今日からすぐに使えます。
誰にでも使えます。
なぜ、この質問なのかの理由をお知りになりたい場合は以下、読み進めてください。
やる気・行動力・素直さ
企業が新入社員に求める資質の最大公約数は次の3つとなります。
- やる気
- 行動力
- 素直さ
他にもコミュニケーション能力や発想力、課題解決力など数え上げればきりはありません。
「若い人たち」に上司や先輩が望むのは、次のような人物であるはずです。
素直で、やる気があって、行動力のある若者。
若者であるあなたでもこのような人物と一緒に働きたいと思うでしょ。
上司や先輩ならなおさらです。
イメージ操作をしよう
先ほど紹介した3つの質問パターンのいずれかを逆質問すれば、「企業が欲する人物像の最大公約数をきちんと理解しています」がアピールできます。
あからさまではなく、いかにもさり気なく
と同時に、いい印象を勝手に持ってもらえる可能性が高まります。
たとえば、「新入社員にとって最も大事な資質は、わたしはやる気であると考えるのですが、御社において、やる気以上に重要な資質は何かございますでしょうか?」とあなたが質問したとしましょう。
次のような良きイメージの連鎖が人事マンの中で起こります。
どんな場合でもこのように都合よく展開するわけではもちろんありません。
が、いいイメージは一定程度付与されます。
しかも、面接の最後の場面なので、最後のこのイメージは全体の評価に結構な比重で影響を及ぼします。
というか、ここが狙い目です。
いい感じでFINISH!
そのために、この質問をすると言っても過言ではありません。
より効果的な対応
自己分析して、あなたにやる気が足りない場合は、「やる気」を質問しましょう。
- 行動力が足りないと思っている場合は「行動力」
- 素直さが足りないと感じている場合は「素直さ」
をチョイスして質問してください。
マイナスポイントをいかにして埋めるかが大事です。
あらゆる方法を駆使しましょう。
注意するポイント
逆質問をした場合に、「どうして「やる気」が重要であると思うのですか?」と質問を受ける場合を想定しておきましょう。
その場合に合理的理由を述べられるようにあらかじめご自身で用意しておくことを忘れないでください。
予習のできる質問は十分に時間をかけることができます。
練り上げた会心の一撃を食らわしてあげましょう。
ポイントアップ!
とにかく最後はいい印象で終わりましょう
質問はないですかと言われた場合、質問をしないよりした方がやはりいいに決まっています。
その場合、しなければよかったという質問は絶対に避けるべきです。
企業を研究しつくし、一撃必殺の質問ができれば満点でしょう。
けれども、それには能力も時間もない学生が少なくありません。
あなたはどうでしょうか。
やればできるけど、とにかく忙しくて丁寧に掘り下げる時間がない!
であるならば、今回ご紹介した質問を採用してみてください。
- 「新入社員にとって最も大事な資質は、わたしはやる気であると考えるのですが、御社において、やる気以上に重要な資質は何かございますでしょうか?」
- 「新入社員にとって最も大事な資質は、わたしは行動力であると考えるのですが、御社において、行動力以上に重要な資質は何かございますでしょうか?」
- 「新入社員にとって最も大事な資質は、わたしは素直さであると考えるのですが、御社において素直さ以上に重要な資質は何かございますでしょうか?」
回答を聞き終わったあとは、「質問できて大変勉強になりました。ありがとうございました。」と付け加えてください。
手軽で便利、即効性大です。
いい印象を勝手に持たれたまま、面接を終える。
理想的です。
是非お試しください。