面接は総合評価です。プラスをいかに増やし、マイナスをいかに減らすのかがポイントになります
面接には、その言葉を口にすると印象が悪くなる、評価が下がってしまう言葉が確実に存在します。
次の3つは要注意です。
- やっぱ
- お父さん・お母さん
- そうですね
心当たりのある方は気をつけて下さい。
特に3番目については、無意識に口にしている学生が非常に多いです。
NGワードとは
NGワードとは、
面接の場面で、口にすると評価が下がってしまうために、できる限り避けなければならないフレーズのことを指します。
たとえば、
- なにか質問ありますかと問われて、「特にありません」と言ってしまう
- 「・・・はしたくありません」とか言い切ってしまう
このような発言に代表されますが、次のような印象を与えてしまうフレーズは絶対に避けましょう。
- キャッチボールを拒否するような関心の無さが現れてしまうもの
- 自分ファーストで会社が面倒を見てくれて当たり前感が全面に出ているもの
- 抽象的すぎて、なんらの具体性が伝わってこないもの
本日お話するのは、このようなフレーズよりも、ついつい出てしまう口癖に近いNGワードとなります。
ついつい口にされる危ないことば
面接の場面で緊張しない学生はいません。
ある意味、面接官も緊張しているのですから、緊張は避けては通れません。
考える時間が極めて短いために、ついつい日頃の言葉遣いが口をついてしまいます。
普段から丁寧語や謙譲語、尊敬語に慣れるしかないのですが、なかなか身につくものではありません。
少なくとも以下に述べる3つの言葉については注意を払うようにしてください。
やっぱ
話の流れのなかで、出てしまうワードの筆頭となります。
面接中に結果として一度程度なら許容範囲であると思います(そうでない厳しい面接官も確かにいますが)。
けれども、それが二度三度と顔を出してしまうと、明らかに印象は急降下します。
悲しいかな、あなたの話す内容までも急激に薄っぺらく聞こえてしまうのです。
注意してください。
お父さん・お母さん
にわかに信じられないかもしれませんが、意外と多く耳にします。
幼稚な印象が一気に広がってしまいます。
たとえば、
面接官が「お父さんやお母さんとはよく就活のはなしはしますか?」と尋ねると、
ついついつられてしまい、
「お母さんとはよく話します」と答えてしまうのは、わからないでもないです。
けれども、
社会的常識を問われているために「母とはよく話をします」と言わねばなりません。
注意してください。
そうですね
普通に使っているし、何が悪いのだと思う人は多いのではないでしょうか。
枕詞のように、話を始めるときに、ついつい口にするフレーズの代表例です。
意見を述べる際の時間稼ぎ的な意味合いが強いことはよく理解できます。
けれども、
話し始める際の「そうですね」というフレーズは、相手からするとあきらかに自分が格下に見られていると思われかねない悪印象をもたらす表現です。
年配の面接官のなかには、過剰に反応する人もいるので、使用しないようにしましょう。
なかには語尾を伸ばす方、「そうですね~」と言う方もいますが、印象は非常によくありません。
できるだけ、話し始める際は、枕詞的なフレーズを入れないことがいいと思います。
言わないと、リズムが掴めないや考える時間がとれないというのならば、おさらい的に質問されたフレーズを繰り返してみてはどうでしょうか?
- それでは、志望動機を教えてください
-
御社を志望する理由は・・
おそらく、キャリアセンターにおいても「そうですね」に関しては指摘する人は少ないと思われます。
注意してください。
減点されないようにしよう
以上の3つのNGワードは条件反射的に口にしてしまう種類のものであると思います。
できれば、普段の言葉遣いから意識しておくように。
特に、
注意「そうですね」は指摘されないとわからないものです。
そこまで過敏になる必要はないと思うのではなく、
面接の場面ではリスクを最小化するという考え方で臨むほうが、あなたにとってメリットがあるのだと理解して下さい。