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「ハック思考」最短最速で世界が変わる方法論とは

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ハックとは知恵である

リクルートマーケティングパートナーズで活躍される須藤憲司氏は言います。

この本では、どうやってあなたが世界をハックして、最短最速で成果を劇的に高めるか?について、書いていきたいと考えています。

著者の言う「ハック」とは、

そもそもハックするとは、同じインプットから生じる成果を劇的に高めること。

ビジネスの現場であれば、

時間 X お金 ➡ 成果

  • 時間 X お金が、インプット
  • 成果が、アウトプット

「➡」の転換効率を劇的に上げることが、すなわち「ハック」に他なりません。

世界をハックするのに複雑なプロセスは必要ありません。

2つのプロセスだけで実行可能です。

  1. 人と違う規則性や法則を見つけて、
  2. その規則性や法則を構成するシステムのスキマに介入する

極めて少ない労力とコストで大きな成果を上げることをいかに実現するのか?

ここのところが有効なハック思考の分かれ目となります。

ハックしていく際に重要なことは、

知識や技術や理論以上に、実際の経験やトライアンドエラーを通じて身に着けた暗黙知や皮膚感覚であると須藤さんは断言します。

自分で経験して身につけた感覚に勝るものはありません。

こんな人にオススメ

  • 効率よく成果を上げたい人
  • アイデア力を鍛えたい人
  • 仕事を根本的に見直したい人

読み手であるあなた自身が、ハック思考を使いこなして、周りの世界をより良いものに変えていくための一助になれたら、こんなに嬉しいことはありません。

本書の構成について

本書は全部で9つのパートから構成されています。

  1. 3分でわかるこの本の概要
  2. なぜあなたが世界をHackする必要があるのか
  3. 世界をHackするための2ステップ
  4. 真の因果の見つけ方
  5. 視点の引き出し
  6. 方法の引き出し
  7. 勇気の引き出し
  8. 人生の出来事すべてが引き出しになる
  9. 最後に

世界を疑うためには

STEP
規則性や法則がないもの、つまりルールがないものはハックできません
STEP
既存のルールを知ることが大切です
STEP
ルールを知るために必要な最初のステップは世界を疑うことです

世界を疑うにはどうすればいいでしょうか?

観察・考察・推察・洞察という4つの察する力が必要となります。

視点の引き出し

モノゴトの見方にはパターンがあります。

有名なのが次の3つの「目」です。

  • 鳥の目
  • 虫の目
  • 魚の目

鳥の目

高い視点、広い視野、全体観

虫の目

深い視点、狭い視野、詳細把握

魚の目

流れを読む、客観、相対性、大局観

この3つのモノゴトの見方があるということを理解しておくだけで、視点の幅が拡がります。3つのメガネをかけ分けてモノゴトを見るというイメージです。

方法の引き出し

5つあります。

  • 言葉
  • 身体性
  • お金と時間
  • 組織
  • 認知

言葉

いかに言葉をハックして概念を変えるか?

言葉は、その文化に属する人間がどのように世界を眺めているのかという世界観を表します。

ゆえに、

その言葉をハックすることで世界観そのものを変えてしまうこともできるわけです。

身体性

いかに身体性をハックして理解しやすくするか?

五感の中でも、視覚は圧倒的に情報量が多いため、様々な情報を一瞬で伝えることができます。

お金と時間

いかにお金と時間をハックして成果を高めるか?

時間は、常に課題設定によって大きくその使い方が変わります。要するに、アテンションの向いているほうに人は自然と時間を使ってしまうわけです。なので、先に時間の使い方を変えていくとお金も自然とそちらのほうにシフトしていきます。

組織

いかに組織をハックして社会を動かすか?

著者が先輩から受けたアドバイスが印象的です。

今おまえが伝えたいことが10個あるとしたら、その中から最も重要な一つにメッセージを絞れ。そうしないと最も重要なことが伝わらない可能性がある。伝わっていかなければ無意味だ。

認知

いかに自分の認知すらもハックして自分を行動に移させるか?

その自分の認知をハックすることで自分の行動を望ましい方向へ変えていくことだってできます。

観を鍛える

あなたの世界観を変えられるのは、ほかならぬあなた自身です。

あなたの経験してきた苦労や挫折のすべてが、あなたが世界をハックするための引き出しになるに違いありません。

引き出しを増やすときに、特に重要なことがあります。

それは、

観を鍛えるという感覚です。

人生観や仕事観、恋愛観、結婚観、人間観などの「観」です。

起きてしまった出来事と自分自身との間に「観」を置いてみるのです。

様々な出来事と自分の間に観を置き、モノゴトの見方や考え方、言わば自分自身の哲学のようなものをいつも鍛えているという感覚です。

あなたは、

上手くいかないことも、悲しいことも、不安や恐れも、すべての出来事を通じて観を鍛えていくことができるのです。

パドー

さあ、世界をハックしましょう!

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✒︎ この記事を書いた人

人事屋パドーのアバター 人事屋パドー 人事系ブロガー

都内に勤務の労働者。元営業マンの人事部長です。当サイトにて、人事・仕事・就活に関して書いています。あなたの悩み事の解決のヒントになれば幸いです。

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