米アップルのマネージャーとして生き抜いた著者の答え
現在、カルフォルニア・フィリピン・日本の三か所でビジネス展開されている松井博氏は言います。
この書籍は、そんな僕の様々な気づきを1冊の本にまとめたものです。
生活や働き方に対する松井さんの一貫したテーマは、
どうやったらより自由に生きられるか?
となります。
そのために、様々な試行錯誤に取り組まれたそうです。
その結論は、
一番大切なのは、自分なりの創意工夫を果てしなく繰り返すことです。
この書籍には、僕なりの試行錯誤の過程と、そこから得られた知見や気づきが詰まっています。
試行錯誤を徹底して、より快適で自由な時間を手にしましょう!
本書の構成について
本書は全部で5章から構成されています。
- なぜ日本企業は、人の時間を大切にしないのか?
- 転職をマジで検討しているあなたへ
- 人生ハードモードの方が、むしろ生きている証
- おっさん化」を遅らせる方法
- 生きにくさを軽くするライフハック
まとまった時間を捻出するための10のポイント
次の10個の方法があります。
- 通勤をなくす、短縮する
- メールを減らす
- どうでもいい会議はなくす
- スカイプで済むものはスカイプで済ませる
- どうでもいいSNSはやめる
- スマホの通知は全部オフにする
- スマホからSNSのアプリを削除する
- 洗濯機と乾燥機が一体型のものを使う
- 食洗器を使う
- お掃除ロボットを使う
ポイントはあちこちに散らばっているほんの1、2分の時間の浪費をいかになくしていくかにあります。
メンタルをやられている時でも、それなりに生産性を保つ方法
まず、世の中に溢れる「生産性を上げるコツ」などは全部無視してください。ああいうものはメンタルが正常な人のために存在します。
- 目先のことだけを考える
- こまめに休みを取る
- 調子がいい瞬間に「やることリスト」を作っておく
- パターンを掴む
- 同僚や上司に打ち明ける
継続するための8つの工夫
継続のコツは習慣化にあります。
- 何も考えずにやる
- スケジュールに組み込む
- 同じ時間にやる
- 1日の最初にやる
- 障害を取り除いておく
- 出張中も環境を用意する
- やめにくい環境を作る
- 無理はしない
若いうちに身に着けておきたい10のライフスキル
人間はトレーニングをすることによって、さほど向いていないことですらある程度のスキルを身につけることができます。
- 「学び方」を学ぶ
- 「物事」を掘り下げる方法
- 人前で話す
- わかりやすい文章を書くこと
- 論理的思考
- 交渉の仕方
- 健康的な生活習慣
- 良い習慣を定着させる方法
- バランスのとれた運動能力
- 心を静かにする方法
定期的に行っている12のストレス解消法
僕は基本的にはかなりワーカーホリックなので、放っておくとつい働きすぎてしまいます。そこで、かなり意識的に休むようにしています。普通に考えて仕事ばかりの生活なんて心身にいいはずがありません。
- 睡眠は最強のストレス解消法
- お昼寝
- 1日2食はちゃんと食べる
- 散歩
- 妻とコーヒータイム
- ワークアウト
- お酒
- 外食
- 買い物に行く
- 友達に会う
- 自然に浸る
- 家族で集う
ネット環境をフル活用して、特に若い人に養ってほしい6つの力
ですからネット環境をフル活用して、必要なスキルを身につけていけば良いのです。
- 英語
- 読むこと
- 書くこと
- 話すこと
- 基本的な数学を深く理解する
- プログラミング
これからの時代において最も大切なこと
松井さんは言います。
自分が自分らしくあること。
人と同じことができると有利だった画一的労働の時代はもう終わったのです。