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入室から退室までの対策。就活の面接マナーはこれでOK

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面接時のポイントって、くどすぎる説明が世の中に多すぎます。

就活生のあなたにとって面接のときのマナーは非常に気になるところです。

だから、ググって、ネットを読み漁っていると思います。

多くの記事で次のような表記を目にしないでしょうか。

「正しいマナーは・・・」

「正しい入退室の仕方は・・・」

正しい??

実際、「正しい」は企業の数ほどあります。

ゆえに、ある企業にとって有効な方法は別の企業においてはそうでない場合も多いです。

記事の多くができるだけ多くの企業に有効であるように、網羅的であろうとしています。

正しさの有効性を高めるために過剰に詰め込みすぎる結果となっています。

はっきり言って、過剰にすぎるふるまいは減点評価にしかなりません。

世の中の多くの記事は現実離れとはいいませんが、くどすぎます。

丁寧も度が過ぎると悪印象しか残しません。

本日は、必要最低限の「これだけを押さえろ」だけを説明します。

減点されないマナーを伝授します。

絶対に押さえるべきポイントは次の通りとなります。

  • ノックの回数は3回が無難
  • ノックは回数よりも、叩きすぎないことが大事
  • 入室の際は、「失礼します(致します)」と大きな声で言う
  • 入室の挨拶のタイミングはドアを開ける瞬間から少し遅れてが最適
  • ドアはしっかりと閉める。ただし大きな音を立てずに
  • 集団面接での入退室の際は次の人への気遣いをしっかりと示す
  • 入室の際は面接官の方へ視線を送る。必ずしもアイコンタクトの必要はなし
  • 入室直後の挨拶はくどすぎるので不要
  • 椅子の横に立ち、学校名と氏名を名乗ることを促されるまで待つ。名乗りのタイミングには要注意
  • 持ち物を置く際の動作は出来る限りスムーズに行う
  • 座った際は背もたれに背中を決して預けないように
  • 面接官が複数いる場合はセンターの人に向かって話すようにする
  • 必ずしも毎度毎度目を見て話す必要などない
  • 集団面接における相づちは無意味
  • お礼は簡潔に伝える。お礼をきちんと言ってから次の動作に移る
  • 退室の際は無言で一礼で全く問題なし
  • 退室の際は入室と同じくドアの締め方に注意

詳しくは以下をご覧ください。

これ以上を求める企業も世の中には星の数ほどあります。

ここに書かれていることを押さえれば必要最低限は確保されます。

減点されないためのポイントをまずは押さえる

できて当たり前のところができないというのは想像以上に悪い印象を与えるものです。

あなたはいかに減点しないかにも気を配る必要があるのです。

ひとつひとつ見ていきましょう。

ノックの回数

回数は3回が無難です。

3回が正式であると書いている記事も多く見かけたことがあるでしょう。

企業の中には2回ならマナー違反とするところもあるようです。

そんなところまで神経質に気にしている企業はどうかしていると思います。

しかしながら、このような些細なところで減点を食らうのはバカバカしい限りです。

従って、3回が無難であるという結論となります。

一般的には、

ノックにおいて重要なのは、回数でではなく強弱です。

くれぐれも叩きすぎないように注意してください。

入室の仕方

面接官の「どうぞお入りください」の合図があるまでは待ってください。

合図があって初めて入室します。

あなたは笑うかもしれませんが、いきなり入ってくる人はゼロではないのが現実です。

入室の際は、「失礼します(致します)」と大きな声で言ってください。

ここは常識です。

ポイントは言葉を発するタイミングなのです。

開ける瞬間から遅れて、大きな声で言いましょう。

大きな声で言わないと、大抵聞こえないものです。なんせドアの向こうにいるのですから。

大きな声を出すことで、これからはじまる面接に自ら勢いをつけることになります。

掛け声の一種と理解しましょう。

はっきり言いますが、ある意味ここが面接の勝負どころです。

企業は基本的に新卒採用においては明るく元気な若者を大歓迎します。

ゆえに、ファーストインプレッションとして元気印を植えつけるのです。

また、個人面接の場合はドアをしっかりと、ただし大きな音を立てずに閉めましょう。

集団面接の場合は、次の人に気遣いをしていることがわかるような所作を心がけて下さい。

自己中と思われると最悪です。

振り向かずにさっさと席に向かうなど大失点となります。

くれぐれもご注意を。

入室の際の目線

入室したのなら、面接官の顔の方に視線を送るようにしてください。

必ずしもアイコンタクトの必要はありません。

なぜなら、相手が書類に目を落としている場合も結構あるからです。

アイコンタクトの重要性をやたら強調する記事もありますが、ケースバイケースです。

初対面(二度程度)の相手に最初から最後まで目をそらさず話す方が不自然です。

入室から着席までのあいだ

「入室したのならドアの前で必ず挨拶をしましょう」という記事も多く見かけます。

入室直後にドアの前に立って「本日はよろしくお願いします」はまったく不必要です。

くどすぎます。

間違えないようにして下さい。

スムーズな進行やリズムを大切にする面接官は多いです。

さっさと席のところまで進むほうがベターでしょう。

失礼しますと言って入ってきた直後に、ドアのところでの挨拶はくどすぎます。

過ぎたるは及ばざるが如しです。

何事も程度が大事。

椅子の横に立つ

先走りすぐに行動しないことです。

椅子のところまで来たときは、正面を向いて一瞬だけ待ちましょう。

通常であれば、面接官から学校名と氏名を名乗るように促されるはずです。

もしかすると気の利かない面接官の場合、間が空いてしまう事態に陥ることがあります。

間が抜けた瞬間です。

実際、面倒くさいですよね。

不慣れな者や気の利かない者も面接官には多いです。

難しいですが、キュー出しがないと直感的に理解した際はすぐさまこちらから名乗るようにしましょう。

まあ、面倒くさいですよね。

名乗ったあとは、「お座りください」の合図が必ずあるので指示に従いましょう。

万が一、この合図もないのであれば相手はただのド素人です。

今回は練習と割り切って気持ちを切り替えましょう。

座った直後

着席の際に気をつけなければならないのは手荷物の扱いです。

扱いにはスムーズな動作を何よりも心掛けましょう。

傘は傘立てに置きましょう。

見当たらなければ持ち込むしかありませんが、椅子の横で床に直置きとなります。

その際はできるだけ斜めにならないように気をつけて置きましょう。

カバンは基本的に自立して倒れない安定した形状のしっかりしたものを持つようにしてください。

これが大前提です。

柔らかい素材でクタッとしているものは見栄えが悪いです。

なにより、コートを上に載せることができません。

うまくいかない場合は、カバンの後方に直置きしましょう。

ここまでの一連の動作は絶対にもたもたしないでください。

面接官に悪いイメージがついちゃうと結構ハンディです。

座り方について

座り方は非常に大事です。

背もたれに背中を決して預けないでください。

ビジネスシーンでそれはご法度です。

しかしながら、背中が触れる程度であればぜんぜん構いません。

男子は股を開きすぎないように。

電車に乗る際によく見かけますが、日頃から気をつけましょう。

女子は足を必ず揃えるようにしてください。

答える際の目線

目線は基本的に正面に座っている方に向けてください。

余裕があれば周囲に気を配っていることを示すように左右に適度に振りましょう。

ここはマストではありません。

余裕があれば行う程度で、ムリしないでください。

基本的に、センターに座る人物は重要人物です。

まれに、人事課長以上がサイドから見据える場合もありますが気にする必要はなしです。

進行役が両端のいずれかに座り、その人に引っ張られて視線が固定化する場合がありますが、気をつけましょう。

また、視線を向ける位置は相手の顔付近で十分です。

額でも鼻でもどこでもいいです。

必ずしも毎度毎度相手の目を見て話す必要もないでしょう。

ただし、ここはアピールという場面ではしっかりと相手の目をみて話してください。

要は強弱(アクセント)です。

集団面接での相づち

相変わらず、相づちする人、多いです。

間違った情報に毒されているために、隣の学生の発言にいちいち大げさに相づちを打つ人が跡を絶ちません。

体の向きまで変えながら、熱心に聞いている感を演出する人もおられます。

このような行動はなんらの加点にも結びつかないので、やめましょう。

発言者に集中できず、目障りな存在と映る場合もあるので非常にリスキーな行動です。

直ちにやめましょう。

面接終了時

面接官の合図に従って退室を行って下さい。

「座ったままお礼を言う」のか「立ってお礼を言うべき」なのか?

悩みどころですか?

どちらでもいいです。

大事なのは、流れの中でメリハリなくお礼を言わないことです。

つまり、お礼をきちんと言ってから次の動作に移る。

ここが肝心です。

お礼の文句は「本日はありがとうございました」で十分不可欠です。

「本日はお忙しいところ・・」「本日は貴重なお時間・・」など、わざとらしく聞こえるだけです。

仕事の一環なので、「忙しく」も「貴重な時間」もお門違いになります。

先ほどから言っているように、巷の記事はあまりにも過剰でくどすぎます。

できるビジネスパーソンほど効率化を重要視します。儀礼的な行動を忌み嫌います。

就活も同様です。必要最低限だけ押さえればいいのです。

お辞儀の有無やお辞儀のタイミングで戸惑っている学生も多いです。

感謝の気持ちがあれば、お辞儀は自然と適切なタイミングでなされるものなのです。

ここはテクニカルに捉えるところではないことぐらいはきちんと理解しておきましょう。

退室の際は

ここも迷うところですよね。

退室の際(ドアを開けて部屋を出る寸前)は「無言で一礼」で全く問題ありません。

どうしても挨拶したい人は止めませんが、くどすぎます。

ドアはしっかりと静かに閉めてください。集団面接の場合は入室時と同様に次の人への気遣いを示すように。

最後まで気を抜かないでください。

終わりよければすべてよしです。

大事なことをもう一度言います

丁寧すぎるのはやはりマイナスに働きます。

礼を尽くしていれば必要最低限だけでなんら問題ありません。

「くどいと違うな」は覚えておいてください。

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✒︎ この記事を書いた人

人事屋パドーのアバター 人事屋パドー 人事系ブロガー

都内に勤務の労働者。元営業マンの人事部長です。当サイトにて、人事・仕事・就活に関して書いています。あなたの悩み事の解決のヒントになれば幸いです。

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