あなたをよく理解するために面接官は過去の行動を根掘り葉掘り確認します
面接における質問は次の3パターンしかありません。
- (過去・結果)
- (過去・意思)
- (未来・意思)
この3つのパターンのなかで企業が最も重視するのは(過去・結果)となります。
標準レベル以上の面接官ならば(過去・結果)を徹底的に突いてきます。
事実だけを重要視するのです。
だから、
あなたが準備しておくことは次の2つだけです。
- 何を実際に行なったのか
- なぜそのような行動をとったのか
これだけを徹底的に整理して面接に臨んで下さい。
あとはおまけのようなものです。
(過去・結果)に関する質問はどうでもいい
面接はあなた自身をよりよく理解するために行なうものです。
これから英語をもっと勉強していきたいです。
卒業までに海外旅行に行きたいです 。
こうしたい、ああしたいなどの仮定の話はどうでもいいです。
事実がなによりも重要
なぜなら過去の事実の集積が現在のあなたを構成しているからです。
あなたがその時どのような行動をとったのか。
あなたの行動した結果に基づきあなたが将来どう行動するのかを推測(予想)しようしているのです。
- 困難な場面に遭遇した時にどのような行動をとったのか。
- 行動の理由はなんなのか。
それを確認することにより、
入社後、仕事をする上で困難な場面に出くわした時に、同様の行動をする確率は高いであろうと類推します。
ゆえに徹底的に過去の行動を質問してきます。
様々な状況下においてどのような行動をとったのか?
- 受験において
- サークル活動において
- バイト先において
- ゼミ活動において
- 趣味の世界において
あなたの行動の結果は雄弁にあなた自身を語るのです。
- 寸分も狂わずに。
- 細大漏らさずに。
(過去・意思)に関する質問は軽視していい
過去の体験において「意思」に関する質問は結構多いものです。
- その時どう思ったのか
- その時どうしたかったのか
このような質問は一見意味がありそうですがほぼ無意味です。
標準レベル以下の面接官がこのような質問をします。
適当に流して問題ないでしょう。
なぜなら、いくらでも飾ることができる愚問だからです。
終わった後にはどんなことでも言えます。
間違ってならないのは、
先ほど言った過去の行動(結果)において「なぜそのような行動をとったのか」という重要な質問と混同しないということです。
似ているが全く違います。
(未来・意思)に関する質問はサービス問題のような質問である
将来どうしたいのか?
この手の質問は微妙です。
ある種、サービス問題のように自覚的に聞いてくる面接官もいます。
そのような場合は建設的で前向きな意見を求めている場合が多いです。
故意に質問している可能性が高い。
あなたに好感触を持っているために、あなたに合格してほしいからなのでしょう。
ただし、あまりに理想的なことを並べ立てた場合には、その根拠や実現可能性を執拗に答えさせる面接官もいるにはいます。
あまり浮世離れした意見を吐かないほうが無難といえば無難でしょう。
面接に臨むにあたって覚えておいてほしい2つのポイント
面接の最中にどのようなパターンで攻めてきているのかを認識することは難しいと思います。
次の2つは決して忘れないで下さい。
- あなたの(過去・結果)については十分に準備して臨む
- (過去・結果)が問われている場合にはそのことを強く意識する
ここが正念場でありポイントであることを自覚してください。
そうすれば面接において大崩はないと思われます。