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未来を拓くのは、冷静で客観的な自己分析だ
坪田まり子氏は言います。
就職活動は出逢いから始まります。出逢った相手とのご縁をしっかりと「次につなぐために必要なこと」が自己分析だからです。
就活のゴールは、自分にとっての最適の企業に入社することです。
一般論での良い企業に入ることではありません。
自分にとっての最適をチョイスするためには、自分とは何かをしっかりと自身の中でつかみ切らないといけないのです。
パドー
そのための、自己分析となります。
こんな人にオススメ
- 就活を始めたばかりの方
- 就活が上手くいっていない方
- 自己分析の仕方が分からない方
本書の構成について
本書は全部で3つのパートから構成されています。
- 自己分析を始める前に、絶対に知っておきたいこと
- 自己分析7日間プログラム
- 成功する業界・企業・職種研究
企業は学生の何を知りたいのか
次の2つです。
- その学生のものの見方・考え方・嗜好性・能力
- この企業を第一志望と決めた理由
要するに、学生との相性をとても重要視しているのです。
「あなたが好きなこと=できること」を、あなたがその企業で「頑張ること」が、企業の「発展」につながります。
自己分析をすることで得られるメリットとは
次の2つのメリットがあなたのものになります。
- 自分自身のことがよくわかる、人間性・適性(どんな仕事ができるか、向いているか)
- 選ぶべき企業のことがよくわかる、企業と自分との相性
「自己分析」をしている人は、不意に問われたことでも、自分らしいエピソードを効果的な場面で的確に使い、アピールすることができます。
自己分析の掟8カ条
本書を最大限に活かすための注意書きが次の8カ条となります。
- まず設問に従い、順番を守って、答えを書いていくこと
- 1つ1つの質問に悩み過ぎないで、真っ先に思いついたことをどんどん箇条書きで書いて、とにかく先に進むこと
- 項目別に、書き上げたものを確認したあとは、解説に従って、丁寧な分析作業をすること
- 1日1ワークを厳守。1日目分析作業が終わったら先に進まずに、その日はその項目に関する自分自身について、しっかり振り返ってみること
- 前記4条までの作業を終えても、あとから思い出したり、ひらめいたことがあれば、すぐに該当箇所に箇条書きで書き込んでいくこと
- 企業研究を始める段階では、自己分析の結果を見て、その都度、自分らしさを改めて確認、把握すること
- 面接段階においても、面接官とのやりとりの中で、自分自身について、気がついたことや新たな発見があれば、適宜、該当ページを開き、箇条書きで書き込んでいくこと
- 無事に就職活動が終了し、社会人になってからも、人生における就労期間が終わるまで、この本は捨てないで保管しておくこと
効果的な自己分析とは
- 自分の過去を素直に振り返ること
- 自分の性格・適性を素直に見つけること
- ありのままの自分の持てる能力を自覚すること
- 自分のやりたいことをとりあえず考えること
- 自分が決してやりたくないことも考えておくこと
- 物事や社会に対するありのままの自分の価値を見つけること
- その結果、自分に最適な仕事を見つける1つの手段にすること
自己分析7日間プログラム
何のために働くのかを明確にする
小学生~高校生時代の自分を棚卸しする
大学生活~現在の自分を棚卸しする
自分の生活について考える
自分の価値観について考える
自分らしさを表現するエピソード探し
将来のライフプランをイメージしよう
どんな時代でも、就活生としてまずやるべきことが自己分析だと確信しています。そこで見つけた自分らしさこそ、時代が、周囲がどんなに変わっても、揺らぐことのない、地に根を張った自分でいられるための「自分軸」だと思っています。
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