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部下を引っ張り、役員を狙う!
川井隆史氏は言います。
本書はこうした私の経験を踏まえながら書いたものです。したがって、抽象的な「あるべき論」ではありません。周囲の優秀な方々から実際に学んだこと、そしてそれをもとに実行した私自身の「実践的な手法」を書いていることが特徴です。
部長の仕事術とは、
経営上重要な組織を運営する能力・方法を指します。
部長になれば、
それまでの立場とは異なる視点で仕事を見つめ、判断することが何よりも求められるのです。
こんな人にオススメ
- 部長になりたての方
- 部長の仕事に悪戦苦闘している方
- 課長クラス
本書の構成について
本書は全部で8章から構成されています。
- これからの部長に必須の5つの心得
- 部長のマネジメント力
- 部長の数字力
- 部長の育成術
- 部長の人間力
- 役員への出世術
- 苦難の乗り越え方
- 部長の自己啓発
部長に必須の5つの心得とは
次の5つとなります。
- 専門性より政治力
- プロセスより結果
- 過去より未来
- 話すより聴く
- 短期より長期
簡単にいうと、できるだけ広範囲にわたる視野を確保するということでしょう。
部長クラスで自分の部署しか見えていない行動ばかりとっていれば、バランス感覚のない人間として、部長失格の烙印を押されてしまいます。
部長の時間管理
多忙を極める部長職の時間管理はとてもシビアです。
関わる仕事やメンバーに比例して、タイムマネジメントの重要性は増大します。
ポイントは次の6つとなります。
- 時間は必ず予想よりかかる
- 早く「手をつけ」「分別して」「手放す」判断をする
- 自分の時間よりも部下の時間をつくる
- 仕事の制約(ボトルネック)を意識する
- 進捗管理で「追い込み徹夜」を解消する
- 同時進行可能な仕事力を身に着ける
必要な新三種の神器
これからぜひ磨くべきは次の3つとなります。
- ITリテラシーを身に着ける
- 粘り強い英語力を身に着ける
- 会計のメカニズムを理解する
着実にコツコツと
結局長い目で見ると、他人を踏み台にするような人間は確実にどこかで相手にされなくなり、心を入れ替えるか辞めることになるということです。
やはり、着実にコツコツと自分の実績を積み上げることが大事なのです。
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