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「8つのパワーフレーズ」自分から動く部下が育つ

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若手社員を育てるための伝え方の技術とは

木山美佳氏は言います。

本書は、あえて「やり方」つまり「型」を中心に書いています。誤解を恐れずに言うならば、実践するときにあなたの「あり方」、つまり「マインド」は置いておいて結構です。

理由は簡単で、上司も人間であり感情のコントロールは難しく、マインドの変化から行うと、結果がでるまでに時間とストレスが相当にかかるからです。

まずは成果を獲得する。

パドー

そのために「型」から入ることが得策であるのです。

こんな人にオススメ
  • 悩める上司
  • マネージャー1年目
  • 人事部

本書の構成について

本書は全部で8章から構成されています。

  1. 部下の肯定感が育つパワーフレーズ
  2. 部下が自分の力を信じ出すパワーフレーズ
  3. 部下の可能性を引き出すパワーフレーズ
  4. 部下が働く意味を見つけるパワーフレーズ
  5. 部下が目標を自分ごとと考えるパワーフレーズ
  6. 部下が期待に応えたくなるパワーフレーズ
  7. 部下が失敗を恐れず行動できるパワーフレーズ
  8. 部下が自分で考えて動くようになるパワーフレーズ

パワーフレーズの構造

次のようなレイヤーによって構成されています。

STEP
存在を大切にする・認める褒める
STEP
強み発見を伝える・働く意味を共有する
STEP
目標と個のメリットを明示する・期待を伝える
STEP
サポートを伝える・フィードバックを伝える

上司に捨ててほしい3つの思い込み

次の3つの考えを直ちに捨てましょう。

  1. 部下があなたと同じ経験をしているという思い込み
  2. 部下があなたと同じ価値観を持っているという思い込み
  3. 仕事は、苦しいものだという思い込み

若手社員の悩み、トップ3とは

次の3つのことを多くの若手は悩んでいます。

  1. 上司との日常会話に関する悩み
  2. 指示を受ける、報告・連絡・相談をすることに関する悩み
  3. キャリア・仕事に関する悩み

そう、すべてはコミュニケーションのずれや不足による問題なのです。

8つのパワーフレーズとは

本書で使用する「パワーフレーズ」とは、「聞き手の心に響き、内側のエンジンをかける言葉」と定義しました。

具体的には次の8つとなります。

  1. (私は)あなたが話していた~について、あれから考えてみたんだ
  2. (私は)あなたがいつも~していることを、さすがだと思っているよ
  3. (私は)~は、あなたの強みだと思うよ
  4. (あなたが)仕事をする上で大切にしていることは何かな
  5. (私は)あなたにとって、この目標は~というメリットがあると思うよ
  6. (私は)あなたなら~できると思う。(あなたは)どう思う?
  7. (私は)全力でサポートするよ
  8. (あなたは)~できるようになった。~だからだね

上司にとってもエンジンがかかる

部下にパワーフレーズを使用すると、あなたは気づくはずです。

自分自身も、自分が発する言葉によって、心のエンジンをかけられていることを。

不思議なことに、ご自身の思考や行動にも変化が出てきたのではないでしょうか。これが言葉の持つ力なのです。

パワーフレーズを駆使することを習慣化すれば、あなたの組織は確実にパワーアップすることでしょう。

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✒︎ この記事を書いた人

人事屋パドーのアバター 人事屋パドー 人事系ブロガー

都内に勤務の労働者。元営業マンの人事部長です。当サイトにて、人事・仕事・就活に関して書いています。あなたの悩み事の解決のヒントになれば幸いです。

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