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マネージャーとしての現実的な未来と実践がここにある
武藤久美子氏は言います。
そこで本書は、マネージャーが行う社内のマネジメント、主としてメンバーマネジメントに焦点を当てています。
本書のメッセージは次の2つです。
- リモートワークがメンバーにどのような変化をもたらしたかを知ることで、リモートマネジメントのポイントを知ることができる
- リモートマネジメントを実践することで、対面でのマネジメントも進化できる
パドー
これまでのマネジメントを進化させ、変化せることがマネージャーであるあなたの役目役割なのです。
こんな人にオススメ
- マネージャー
- リモートマネジメントを学びたい方
- 経営層
本書の構成について
本書は全部で10のパートからから構成されています。
- 「リモートワーク」の現在地
- リモートワークがもたらす変化とチャンス
- リモートマネジメントとは
- 場面別、メンバー別でみるリモートマネジメント
- リモートマネジメントのポイント
- 個として立つ
- 心の距離が近い
- ここはいい
- これまでのマネジメントとリモートマネジメントの違い
- リモートマネジメントを助ける環境整備
リモートマネジメントとは
リモートマネジメントとは、次の3つの「こ」を支援することを意味します。
- 個として立つ
- 心の距離が近い
- ここがいい
個として立つ
自由を享受できる状況を作る
心の距離が近い
ソロワークで孤軍奮闘や小さくまとまることを回避させる
ここがいい
今の会社・組織に属する意味を積極的に見出させる
リモートマネジメントのポイント
パドー
10のポイントがあります。
個として立つ
- メンバーが自走できるようなゴールを置く
- メンバー・仕事を見積り、任せる
- 成果創出の支援をする
- 関与のタイミングを見極める
- 成果とプロセスを振り返り、メンバーのブランドを作る
「個として立つ」は、メンバーが自律的に仕事を進め、人と力を合わせることを通じて、組織が目指す方向性に沿った良い動きを行い、成果を上げている
心の距離が近い
- 気にかける
- 縦をつなぐ
- 横をつなぐ
メンバーが感じる心理的距離は、マネジャーとの距離、同僚や協働者などメンバー間の距離、会社との距離です。
ここがいい
- メンバーのパフォーマンス向上に環境づくりで寄与する
- ライフを大事にする
そういう自社に残って欲しいメンバーに「この会社がいい」「この組織がいい」「このマネジャーや仲間と一緒に働きたい」「ここでは自分らしくいられる」といった、様々な理由で「ここがいい」と、自社で活躍することをメンバーに選んでもらうことです。
リモートマネジメントと従来のマネジメントで何が変わるか
パドー
次のように異なってきます。
- マネジャーの役割は変わりません
- メンバーを取り巻く環境は変わります
- マネジャーの関わり方は変わります
- マネジメントの時間のかけどころは変わります
- マネジメントの難易度は上がります
従来のマネジメント
リモートマネジメント
リモートマネジメントを助ける2つの支援
- 働き方の選択肢を増やすこと
- メンバーの自律的な活躍を支える各種施策を整えること
2つの支援の共通点は、リモートワークとリモートマネジメントに適した環境を、リモートワーク以外でも整えることです。
パドー
新しい働き方、新しいマネジメントはもう始まっているのです。
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