これさえ守れば大丈夫です
石川和男氏は言います。
マナーの王道から最新のマナー、特にテレワーク、オンラインでのマナーについて、注意点、解決策をお伝えしています。
最新のマナーは日々変化しています。
テレワークという特殊な環境におけるマナーも例外ではありません。
特別であるという認識を強く持つべきでしょう。
試して失敗し、また試しては失敗することを繰り返すことで、あなたにお伝えする再現性、即効性のあるノウハウが蓄積されたのです。
- 新入社員
- 若手社員
- マネージャークラス
本書の構成について
本書は全部で6章から構成されています。
- テレワーク時代、マナーの第一歩は「環境づくり」
- リアルとはどう違うのか?誰も知らない「テレワークの話し方」
- 油断大敵!テレワークでの身だしなみ
- 間延びしがちなオンライン会議を効率化するテクニック
- メール&チャットは「気づかい」が9割
- 健康管理も大切なビジネスマナーの1つ
おすすめの切り替スイッチ方法とは
テレワークで案外に困るのは、オンとオフの切り替えです。
自宅で仕事をする場合、切り替えはそれほど簡単ではないはずです。
切り替えを上手に行ない、通勤時のようにスムーズに業務に取りかかれることこそが、ビジネスマナーの第一歩です。
おすすめの切り替え方法は次の3つとなります。
- デスク周りの掃除
- 服を着替える
- 軽い運動をする
テレワークにおいて最も大事なこととは
最も大事なことは、
仕事中であれば、すぐに連絡がとれる状態にしておくことです。
仮に、Wi-Fi環境に不安があるのならば、有線の導入を検討しましょう。
また、携帯電話だけでなく、複数の連絡手段を用意しておくことも必要です。
声は見た目以上にものを言う
音声コミュニケーションは非常に大事です。
声は、発する人の心の温かみや、心身の健康状態を如実に反映します。
心や身体と声の間には深く強いつながりがあります。
たとえば、不安を抱えていたり、体調に異変を感じた場合など、のどが詰まったような声になることは珍しくありません。
むしろ今後もコミュニケーションにおいて、音声はますます重要な存在となっていくことでしょう。
声と話し方の基本は変わらない
オンラインであってもリアルであっても、声と話し方の基本は変わらないものです。
- ゆっくりめ
- ハキハキ話す
- 滑舌に注意する
- 落ち着いたトーン
- ゆったりした息遣い
相手が聞きやすいように話すことを心がけましょう。
外付けカメラを選ぶ基準
カメラは外付けカメラを使用しましょう。
カメラを選ぶ基準は次の3つです。
- 設置環境
- 画素数・ブレームレート
- 画角
価格は、それほど気にする必要はありません。
ビジネスメールで大事なこと
テレワークにおいてメール作業は不可欠です。
メールはスピード感を重要視されますが、それ以上に大事なポイントが次の2つとなります。
- 必要な情報を過不足なく伝えること
- ラフになりすぎない丁寧な表現をすること
この2つを常に念頭に置いてメールしましょう。
テレワークにおけるマナー
自宅でテレワークを行っている限り、家庭の事情・用事はつきものです。
相手に不手際や要領の悪さが見られたとしても、いちいち目くじらを立てないようにしましょう。
寛容でいることは、テレワークをスムーズに行うために非常に大事な態度です。
すべての人が自分と同じ環境で働いているわけではないことを想像しましょう。