成果も運も持っていく!すぐやる人のスゴイやり方・考え方とは
コンサルタントの野呂エイシロウ氏は言います。
そのなかで身をもって実感したのは、一流のビジネスマンになればなるほど「行動が早い人」を評価するということです。
行動が早い人とは、
上司などにお膳立てしてもらわなくても、すぐにやるべき仕事に着手し、オーダーに沿った成果を何かしら出してくる人のことです。
本書では、こういった行動が早い人の仕事と生活における習慣を具体的にまとめました(僭越ながら、僕自身の習慣も紹介しています)。
「行動を早くする」という能力は、歳をとれば自然に身についていくものでは決してありません。
ゆえに、
かなり早い段階からできる人もいるし、何年たってもできない人もいます。
あなたが新入社員であるならば、一刻も早く、本書を通じて仕事への取り組み方を学ぶべきでしょう。
- 新入社員
- 内定をもらった学生
- いまいち感をぬぐいきれない若手社員
本書の構成について
本書は全部で5章から構成されています。
- 一流の人はなぜ行動が早いのか?
- 行動の早さは先回りで決まる
- 行動が早い人の仕事のやり方
- 行動が早い人の社外での習慣
- 行動が早い人のインプット術
行動が早い人の共通点とは
行動が早い人には実は共通点があります。
「勢い」があるのです。
行動が早い人は、勢いという強いエネルギーを周囲に放っていて、大勢の人を巻き込み、引っ張り、ぐいぐい仕事を進めていきます。
勢いがあると、存在感を周囲に確実に示せます。
存在感を発揮するためには、目に見える形で「動く」ことが大切です。
今すぐ、できる方法は次の4つです。
今日から試してみませんか?
4つの方法
- 大きな声を出す
- 速く食べ、速く歩く
- 返事は早く。すぐに答えられない時は、その旨を伝える
- プレゼンで棒立ちにならない
習慣化できるころには、かなり行動のスピードは上がっているはずです。
自分がやるべきことを導き出す
仕事には必ず求められているゴールが存在します。
行動が早い人は、ここから逆算して「自分がやるべきこと」を導き出します。
目的を達成するために、できることを見出し、行動レベルに落とし込んでいく必要があります。
自分自身でやることを導き出すことができるためには、あなたは次の3点を習慣づけねばなりません。
習慣化すべき3つのポイント
- 先回りでの配慮
- やるべきことの整理
- シミュレーション
これらの要素は、行動の早さを支える筋肉のようなもので、自分で鍛えて身につけていくことができるのです。
「早さ」を鍛えよう
行動が早いことのメリットは、単に周りからの評価が上がるということだけではなく、巡ってくるチャンスの数が増えるという点にもあります。
つまり、行動が早ければ、どんどんチャンスに恵まれ、成果を上げる可能性が飛躍的に高まるのです。
待っていたらほぼ「ゼロ」の確率が、すぐに何倍にもなる。
ゼロはどこまでいってもゼロなのです。