高齢者の定義変更によりあなたのはたらくの定義も再考せざるを得ない時代へ

投稿日:2017-01-07 更新日:

 

高齢者の定義変更⇒

日本老年学会は、65歳以上とされる高齢者の定義を75歳以上に引き上げるのが妥当であるとの提言を今月5日に発表しました。

あわせて、65歳から74歳までを准高齢者とする区分を適用したい考えのようです。

実際、少なくとも60歳代については、現役バリバリで一線で活躍されている方も多方面におられるので、実感ベースでも再定義はわからなくもないです。

しかしながら、なぜ70歳以上ではなく75歳以上であるのか、その点になにかしらの意図を感じるのは多くの人が指摘するところであります。

すなわち、年金受給への反映や連動への準備ではないかという懸念です。

懸念は一旦脇に置きますが、75歳まで働くと仮定した場合に、私たちは労働に対する心的態度の変更を余儀なくされます。

あなたにとっての働くを今一度見直すことに迫られるのです。

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75歳まで働くとするのならば

仮に、60歳定年65歳までの再雇用が、70歳定年75歳までの再雇用となるとしましょう。

実際的には、段階を踏み、猶予期間は設けれるのかもしれません。

今は、75歳から年金受給が開始されるとして以下話を進めます。

企業に四大卒の新卒で22歳で入社するとして、再雇用終了まで53年間。

とんでもない時間です。

そもそも企業が50年以上続くのは稀ですから、事実上入社後一企業にて終身雇用を望むことは、前提が脆弱に過ぎます。

無理筋です。

ということは、転職・副業・起業を当たり前としての働き方が前提とされるということです。

時代は確実に変わります。

健康管理という最優先事項

現在、少なくない企業で健康経営が目指され、自社の経営課題として取り組みがなされています。

従業員の健康管理を重要視し、潜在的・顕在的な不健康状態が企業リスクとして排除すべきものであり、経営効率、企業価値向上において不可欠であるとの認識のもと、企業活動を推進していこうというものです。

働き手の超高齢化や定年延長、定年制の撤廃が当たり前になってくれば、健康経営は多くの企業で必然的な取組課題とならざるをえません。

これと同時に、働き手にとっても、75歳まではたらくのであれば、求められる労務を提供する上で心身の健康状態を優良に保つことは必須となってくるでしょう。

健康管理は、今まで以上に、企業、従業員を問わず、最優先事項となります。

15万時間

20歳前半で働き始めると、50年余り働き続けなければならない時代の到来です。

ゲンナリでしょうか。

一日のうちの三分の一を働くと仮定すると、約17年間なので6200日。

時間に換算すると、おおよそ149,000時間です。

ゲンナリでしょうか。

想像できないほどの時間を労働に費やします。

であるならば、この労働時間を単なる生活の糧を得る時間と割り切ることは多くの人には難しくなるはずです。

少なくともわたしには無理です。

働くということを見つめ直す

莫大な時間、働き続けるわけですから、そこに金銭的報酬以外の価値が見いだせなければ、やはり続けていくことは難しいでしょう。

誰もがはたらくことの意味、意義を問い直さねばならなくなっていくのです。

自らが働き続ける理由はさまざまであってしかるべきです。

働く喜びの噛み締め方は働き手の数ほどあるはずです。

たとえば、

自己成長したい

世の中の役に立ちたい

世界を変えたい

自分を表現したい

歴史に名を残したい

お客様の笑顔を見たい

漫然と過ぎていくにはあまりに長い時間とこれから向き合う必要が生じます。

ゆえに、はたらくことについて正面から向き合う時間を取るべきなのです。

働くこととの付き合い方が人生の豊穣を大きく左右する、そういう時代はすぐそこです。

 

水たまりの一滴

労働観は確実に変更を余儀なくされます。できれば自覚的に自らが変えていきたいものです。

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