Thinking-Puddle

現役人事部長の 雑記blog

同一労働同一賃金の実現によって、どんな労働の未来が待っているのか(まとめ)

投稿日:2017-01-02 更新日:

 

同一労働同一賃金がもたらすもの⇒

昨年の暮れ、働き方改革実現会議において同一労働同一賃金実現のガイドライン案が報告されました。

現在、その実現への道のりは遠く険しいとする見通しがもっぱらである。

が、間違いなくこれにより、様々なことが俎上に上らざるを得なくなってきたといえます。

以下に、以前に書いた現時点における問題点を整理しまとめました。

今後、議論が深まる中で、様々な問題点が新たに出てくるものと思われます。

そのときは、都度、整理をしていきたいと考えます。

2017年2月11日追加記事

同一労働同一賃金を職務給、職能給から今一度みる

スポンサーリンク

正社員の再定義化

報告にもあるように、非正規社員の待遇改善が今回の目的の一つです。

正規社員と非正規社員の待遇を分かつものは何であるのかという極めて素朴な疑問が同時に浮上しています。

この疑問に合理的な説明ができない場合、企業は直ちに改善の必要があるならば、真摯に対応しなければなりません。

と、同時に、次のことを原理的に我々は問うこととなりました。

正社員ってなんだ?

これは、次の疑義と地続きなのです。

正社員雇用って必要なのか?

あなたは首筋が薄ら寒くなっていないでしょうか。

 

詳しくはこちらの記事をどうぞ↓↓

同一労働同一賃金の推進は正社員の再定義を行なえと、我々に静かに告げる

 

企業への要求の本音

同一労働同一賃金に関する検討の中間報告をみていると、現政府の企業サイドへの本音が透けてみえます。

雇用に関しては、正規従業員の方向で一本化するように。すなわち、非正規雇用形態を一掃せよと。

同一労働同一賃金の実現推進の流れの中で、企業は自分たちが感じているところと正反対の対応を求められているのです。

企業活動の永続性にもろに関わる人件費コストの大問題に対し、どう対処していくのか。

来るべき労働力の絶対不足時代において、どのようにして必要なる労働力を最適なコストで調達することができるのか。

企業を問わず、強烈なアゲインストの風がこれから吹こうとしている。

 

詳しくはこちらの記事をどうぞ↓↓

同一労働同一賃金の中間報告から見えてくるもの

 

アウトプットの時代へ

この流れにより、労働者のパフォーマンスに対する評価軸が確実に変わってきます。

アウトプットを最重視する評価軸へと変わります。

ということは、雇用の流動化が加速すれば、腕一本の時代に突入していくことを意味するのです。

スキルと経験がなによりも高く売れる、買ってくれる流れとなっていくのでしょう。

これにより、なんらのスキルも経験も持ち合わせない新卒(未就業者)の価値は一気に下落します。

そう、新卒一括採用の崩壊が始まります。

そして、このままでは、若年労働力の供給がストップしてしまいますから、企業ではなく国が一定程度のレベルまでの育成に本格的に取り組むこととなります。

これによって、大学の役割や存在も大きく様変わりすることとなるでしょう。

同一労働同一賃金の実現は、あらゆる場面に波及していくのです。

 

詳しくはこちらの記事をどうぞ↓↓

同一労働同一賃金の実現がもたらす流れ板化への避けられない流れ

 

ディープインパクト

同一労働同一賃金の実現により、我が国における雇用を特徴づけていた次の5つに影響が及ぶこととなります。

労働の評価軸の劇的変更

能力に対する評価の根本的な見直し

会社は誰のものか論争の無効化

年功序列の終了

終身雇用制の終焉

大競争時代の幕が上がろうとしています。

あなたはその準備と覚悟ができているでしょうか。

時間はそれほどたくさんは残っていません。

我が国の労働環境・市場における創造的破壊がやってきます。

 

詳しくはこちらの記事をどうぞ↓↓

同一労働同一賃金の実現はまぎれもなくディープインパクトだ

 

最新記事はこちら

  • この記事を書いた人
パドー1000

パドー1000

現役人事部長のパドー1000と申します。雑記blog「シンキング・パドー」を書いています。
カテゴリーは、人事・仕事・就活・受験・活字・映像・音楽・競馬・アート・ファッション・ライフ。
詳しいプロフィールへ

-まとめ記事

Copyright© Thinking-Puddle , 2017 All Rights Reserved.