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2016年も終わるけど、印象深かった本だらけ(まとめ)

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2016年の読書環境をふりかえる

2016年。

振り返ればあまり本が読めなかった年でした。

業務上必要な書籍を読んでいる時間が多かったような気がします。

それと後半はブログ。

意外と時間がかかるものですね。大した記事も書いていないのに。

以下は、少ない読書量の中で印象に残った本をピックアップしました。

すでに評価が定まっているものも多くあります。

多くが、手に取ったとしても基本的にはずれはないと思います。

好き嫌いと才能

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仕事の最強論理は「努力の娯楽化」であるとのテーマのもとに編纂された、経営者や著名人に対するインタビュー集です。

著者に親しいひとや縁のある人たちが大半なので、リラックスし、かつ深いところまではなしが及んでいます。

仕事に対する考え方を再考する上で大変参考になりました。

また、著者がLED ZEPPELINファンなところもツボでした。

30代が読めば、得るところが多いと思います。

人工知能と経済の未来

業務の延長線上で読んだ本。

人工知能関連をまとめて読んでいた時期だったので、一石二鳥的に手に取りました。

経済学的な視点でAIを論じる書籍はほとんどないので、考えさせられるところが多かったです。

これからの仕事や職業について考える必要のある人や関心のある方は、一つの視点を得られるのでお薦めします。

憲法の無意識

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柄谷行人フリークなので、問答無用に貪るように読みました。

著者は、福田和也氏が喝破するように「美文家」です。

よって、その整合的で構成的な美文に身を任せましょう。

視点のユニークさと知的豪腕ぶりは相変わらず健在でした。

金をとって読ませる文章の見本です。

ご堪能あれ。

情報参謀

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素直に勉強になりました。

プロが仕事をするととんでもない成果を叩き出します。

加えて、同時代史の貴重な記録ですね。

著者の世の中に対するスタンスの誠実さがこれまた本書の価値を高めていると思わざるを得ません。

これは買いです。

不屈の棋士

人工知能関連の流れで読んだ本の一つ。

将棋と人工知能。

面白くないわけがありません。

羽生善治氏の意見は常に何かを考えさせられます。

将棋界も新しいステージに入りました。

もはや、人工知能とどういう距離感で並走していくのかが棋力の向上に直結する、そういう時代なんですね。

「社会」の誕生

本書に出会ったことが今年最大の収穫です。

ものを考える喜びと書くことの楽しさが高次元で実現している良書。

思想史に興味のない人も、文章から香る清冽さは感じ取れるはずです。

再読の価値が十分あります。

本物のカジノへ行こう!

カジノは文化です。

そのことを新書レベルで伝えきる著者の構成力にまずは脱帽。

世の中には、いろんな世界があります。

ギャンブル好きでなくても楽しめるし、ギャンブル好きならとことん楽しめる一冊。

言ってはいけない

橘玲氏の著作は出れば必ず買って読むます。

得意の金融分野ではありませんが、毛色の違う本が出版されました。

以前より多方面に渡りご意見番的発言がなされていましたが、これはそれとも違うようです。

勉強家だったんですね。

実証的な手つきで鋭い洞察が縦横無尽に語られています。

コストパフォーマンスが極めて高い、ローコスト・ハイリターンな書。

山本耀司。モードの記録。

ファッション関係書を集中して読んでいた時期の珠玉の一冊。

アーカイブスとして所有しようと思って購入。

いい写真がたくさん掲載されています。

ものづくりを徹底する人はなぜアーティストのなかのアーティストになるのかをあらためて考えさせられました。

答えは出ていません。

そんな簡単なもんじゃないし。

知的生活習慣

外山滋比古ブームが続いていますが、その流れで手に取りました。

若い頃から適切な習慣を身に着けていれば、高齢になっても知的活動を継続でき、人生を彩り鮮やかに過ごすことができるのです。

そのことを実践し、体現するスーパー老人。

羨ましい。

あやかりたい。

シャーロック・ホームズの思考術

読みやすくはないですが、堅実で堅牢で、ためになる本。

わたしは、シャーロック・ホームズの熱心な読者ではありません。

予備知識がなくとも、本書を理解することは可能です。

ものの見方やものを考えることのヒントをお探しの貴兄は、一読に値するブックですよ。

振り返れば

振り返れば、小説以外の本は、あいかわらず趣味趣向が偏っています。

この偏在性をなんとか解消しなければと思いつつも、どうにも凝集性が高いようです。

2017年はブログもやっていることだし、もう少し読書の記録をこまめにしようかな、と。

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✒︎ writer (書き手)

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本サイト「シンキング・パドー」の管理人、人事屋パドーです。
非常に感銘を受けた・印象鮮烈・これは敵わないという作品製品についてのコメントが大半となります。感覚や感情を可能な限り分析・説明的に文字に変換することを目指しています。
書くという行為それ自体が私にとっての「考える」であり、その過程において新たな「発見」があればいいなと毎度願っております。

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