「社内政治の教科書」は課長になったその日に自分にプレゼントすべき本である

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政治を軽蔑する者は軽蔑すべき政治しか持つことができない⇒

トーマス・マンの言葉だそうです。

社内政治という言葉を聞いてどのような印象を持たれるでしょうか?

ミック
無関係
キース
ドラマの世界
ごんぞう
大企業だけでしょ

違います。

組織の大小にかかわらず、組織がある限りついて回ります。

組織横断的にプロジェクトを推進したい場合、避けては通れないのが社内政治です。

社内は常に利害関係が錯綜しています。

そのためには事前の交通整理が根回しが不可欠です。

本書は若いビジネスマン、なかでも「課長クラス」に向けて書かれています。

社内において自分が実現したい思いを達成するための大きな武器に本書はなるに違いありません。

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本書の目次

  1. 社内政治は「影響力のゲーム」である
  2. おしゃべりに政治の巧い者はいない
  3. リアリストしか生き残れない
  4. 部下を掌握する
  5. 上司を攻略する
  6. 課長のための派閥「学」
  7. 「政治」に勝つより大切なこと

必要悪ではなく現実

会社は、人の集まりです。そして、人が集まれば、そこに政治が生まれます。政治そのものは「善」でも「悪」でもない。それは「必要悪」ではなく、人間が生きていくうえで必ず遭遇する「現実」だと思うのです。

必要悪と声高に叫ぶ輩に限って自らの主張を頑として引っ込めない傾向にある。

ゴールが自己承認や自己アピールに堕してしまう。

私の貧しい経験においても幾度も遭遇してきた低いけどめんどくさい壁たち。

ミック
やれやれ

課長の仕事

課長という仕事を、それまでの仕事の延長線上で考えている人がいますが、それは間違いです。

プレイングマネージャーが当たり前である昨今、やりたくてもやれない現実がやはりあります。

けれども忘れてはならないことがあります。

課長の仕事は、「人を動かす」ことです。

できる人ほど自分で動いたほうが早いです。

上も下も横も動かすことに慣れていないので相当なストレスが溜まり、ついつい丁寧さを欠いてしまう仕事の進め方をやらかしてしまいがちです。

でもそれじゃ、動かないのです、なにも。

ビジネスは論理的でなければなりませんが、それは合意を得る「必要条件」ではあっても「十分条件」ではないのです。

だからこそ、政治力が求められるのです。

政治的闘争について

本書の後半部分はいわゆる「政治的闘争」や「派閥」についても触れられていますが、わたしにはあまりピンときませんでした。

大組織では政治の生臭い部分に否応なく触れざるを得ないものなのかというのが単純な感想です。

目指されるべきもの

なによりも本書において理解しなければならいのは、人を組織を動かすためには、意にそぐわないことでも我慢強く地道にやりぬかなければならないというその姿勢と覚悟です。

キーマン一人ひとりに時間を取って説明に説得に時間をかける行為は時として虚しさを誘発するものですが、それも来るべきゴールのためと思えば飲み込めることでしょう。

汚いことをする必要は全くありません。

手を抜かずに丁寧に理解を得る。

これが社内政治の本質なのです。

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