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現役人事部長の 雑記blog

「言葉にできる」は武器になる、内なる言葉で武装せよ

投稿日:2017-01-14 更新日:

 

内なる言葉に向き合え⇒

トップコピーライターは断言する。

言葉にできないということは、言葉にできるだけ考えられていないことと同じである。

この言葉の意味は重い。

物書きのすべてにとって。

もちろん、ブロガーも例外ではない。

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自分の意見を育てる

「言葉にできる」は武器になる。を読み終えて、暫く経つ。

『世界は誰かの仕事でできている。』

『この国を、支える人を支えたい。』

誰もが一度は耳にしたことがある有名なコピーを世に生み出す、梅田悟司氏の最新作です。

本書の骨子は次の著者の言葉に集約されています。

言葉は思考の上澄みにすぎない。

よって、

思考の深化なくして、言葉だけを成長させることはできない。

なので、

伝える言葉を生み出すために、自分の意見を育てるプロセスが大事。

なるほど。

この骨子に即し、著者は丁寧にその原義と方法論を展開します。

目次は次の通りです。

1・「内なる言葉」と向き合う

2・正しく考えを深める「思考サイクル」

3・プロが行う「言葉にするプロセス」

ふむふむ。

「内なる言葉」ってなに?

「内なる言葉」を著者は次のように定義します。

「内なる言葉」とは、日常のコミュニケーションで用いる言葉とは別物であり、無意識のうちに頭に浮かぶ感情や、自分自身と会話することで考えを深めるために用いている言葉である。

別の箇所では、それを「あなたの視点そのもの」と言い換えています。

言いたいことがしっかりと自分でわかっていないと、なにひとつ伝わらないよ、ということなのでしょう。

これは、私達が実感として感じるところのものですね。

そして、自分の意見を育てる、すなわち思考を深化させるためには、次の3つのプロセスが重要であると言います。

1・思考を漠然としたものでなく、内なる言葉と捉える。

2・内なる言葉を俯瞰した目線で観察する。

3・そして、考えを進めることに集中し、内なる言葉の解像度を上げる。

このようなプロセスを経て、著者は日々、心に届く、心に刺さる言葉を紡ぎ出します。

言葉を紡ぐ

ご存知のように、言葉は、内容と形式から構成されています。

言い換えると、言葉は、思想であり、かつ表現であると言い得ます。

思想とはなにか?

自らの考えです。

表現とは、煎じ詰めれば、自己表現に帰着するでしょう。

否応なく。

自己表現とは?

それは、自己表出であり、自己創出です。

従って、吐き出された言葉は、徹頭徹尾、自己の結晶とならざるをえません。

ゆえに、言葉にならないとは、考えが煮詰まっていない、すなわち、自分がないということになるのです。

ああ、恐ろしい。

なんておぞましい事。

逆に言うと、これは次のようにも言い得ます。

自分を磨くために、言葉を磨く。

人生を豊かにするために、言葉を肥やす。

この意味において、人は誰しもコピーライター。

より良く生きるために、内なる言葉を探索する。

深く深く。

ゆえに、コピーライトという行為に終わりはありません。

だって、人生は続くのだから。

だから、言葉を研ぎ澄まし、あらゆるシーンに爪痕を残す。

というわけで、さあ、今すぐ辞書を買いに走ろう。

違うか。

 

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