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ずるゆる、華僑の大富豪に学ぶ最強の仕事術

投稿日:2018-01-08 更新日:




「ずるゆる」ってどういう意味ですか?

ゆるく

「ずるゆる」とは、ベンツSLクラスに乗りたい一心から華僑のボスに弟子入りした実業家大城太氏が作った造語です。

メモ

著者は、日経ビジネスオンラインで「華僑直伝ずるゆる処世術」というタイトルでコラムを現在連載されています。

意味するところは、「ずる賢く」ではなく、「ずるく、ゆる~く」という感じのようです。

おすすめ度:

中国古典の奥の深さをベースにし、良好な人間関係を構築するためのポイントが満載です。

こんな方におすすめ

  • 人間関係で行き詰まっている方
  • 仕事の能力をアップしたい方
  • とにかく成果を出したい方

ずるいは悪いことではない

賢いずるさ

著者は次のように言います。

  • 日本人にとって、ずるい=悪い
  • 華僑にとっては、ずるい=賢い

ずるいと聞くと、人を出し抜く、騙す、卑怯なイメージを連想するあなた。

そうじゃないんです。

著者が言う「ずるゆる」を要約すれば次のようになります。

良好な人間関係を築き保ちながら、自分の思惑を通す賢いずるさ

これが、中国の古典をベースにした思考法である「ずるゆる」なのです。

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ずるゆるの根幹

本質を見ろ

著者は金儲けを、商売を教えてもらうためにボスに弟子入りしました。

しかしながら、彼が教え諭したのは「人間に対する考え方」であったそうです。

なにしろ古いものは4000年前から残っているんだから。

歴史は繰り返すと言いますけど、そもそも時代が変わっても人間の本質はそう簡単には変わりません。

だから同じようなことを繰り返すんです。

そういう人間のありとあらゆる問題が事例として記録されているのが中国古典です。

人間のことが分かったらほとんどのことは上手くいきます。

お金儲けも出世も簡単なんですよ。

ボスから教わったのは、金儲けの方法ではなく、人間関係を巧みに操縦するための智慧であった。

これこそが「ずるゆる」の根幹なのでしょう。

知難行易

知ることの難しさ

知難行易(ちなんこうい)というこの言葉を耳にタコができるくらい著者はボスに言い聞かされたそうです。

その意味は、

知ることが最も難しく、行動はたやすいもの

となります。

違和感ありますよね。

だって、知ることより実行のほうが難しいはずじゃないのかと、まずは思いますよね。

著者は日本人と華僑との思考の違いを次のように説明します。

  • 日本社会では、知る→やる→できる
  • 華僑世界では、やる→できる→継続する→知る

言うまでもなく、「知る」の意味が違っています。

あなたの「知る」はもしかすると「理解している」の意味ではないでしょうか。

華僑の「知る」は「腹落ちして再現できる」という意味です。

見逃してならないのは、華僑の思考の過程がまさに試行錯誤の典型であることでしょう。

  1. まずはやってみる
  2. そうしてトライ・アンド・エラーを経て、できるようになる
  3. それを定着化し、その方法論を効率よく生産性高く洗練化する
  4. 洗練化し、他の領域に横展開できるノウハウとして構築する

であるならば、華僑の求める「知る」に至るには「教えてもらうこと」などないことがわかるはずです。

なぜなら、そこには自分で汗をかくというプロセスが不可欠であるからです。

できている状態を継続して、初めて「知っている」ということになります。

本当に知っているかどうかをあらゆるビジネスシーンであなたは常に試されているのです。

メモ

本書を読んで、論語をなんだか読みたくなりました。



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