若者の「なんとか離れ」の末席に「合理性離れ」を加えてみました

投稿日:2017-05-27 更新日:

 

若者の何とか離れをよく耳にする⇒

車離れ、アルコール離れ、タバコ離れ、恋愛離れ、などなど。

まるで物欲をはじめとした欲望そのものがごっそりと抜け落ちたような存在である現代の若者たち。

そのブームのような「なんとか離れ」のひとつとして、この二、三年で特に感じるは私的には「合理性離れ」です。

合理性離れ?

そう、合理的思考の喪失。

ミック
魚離れ
キース
笹離れ
ごんぞう
肉離れ
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説得的説明に不可欠

ビジネスパーソンにとって必要な能力はと問われるとあなたはなんと答えるでしょうか?

例えば多くの就活生なら定番の「コミュニケーション能力」を直ちにあげるでしょう。

とりわけビジネスの場面においては、説得力や説明力は重要です。

相手の理解を得るために合理性は常に求められ、問われます。

合理的説明は説得におけるはじめの一歩。

けれども、この「合理性」が身についていない新人・若手が最近散見されます。

パドー1000
嘆かわしや

機能低下なのか

しかしながら、交渉において合理性は万能薬ではもちろんありません。

理屈が通っているだけで商談が成立するなら、誰も苦労はしないはずです。

一方で、合理性がそこにないのであれば、誰一人耳を傾けません。

ゆえに合理的に話をすることはマストとなります。

が、その重要性を認識しているのかいないのか。

少なくない若手が合理性を手の内に入れてはいません。

本来後天的に獲得できるはずの合理的思考がことごとく成立し損ねている。

これは何か根本的な原因があるに違いあるまい。

ひとつの仮説にたどり着きました。

本能の機能低下。

以下、説明を致します。

本能の特質としての合理性

本能とは端的に言うと生命に組み込まれたプログラムです。

多くの場合、生まれながらに発動する類のものです。

  • たとえば、腹が減ったから飯を食う。
  • たとえば、眠たくなったから布団に入る。

本能、もしくは生理現象と呼ばれる一連の行為の流れです。

生命活動を維持するために、一見すると極めて自然にみえるこの一連の流れは、よくよくみてみると首尾一貫しており、合理性が貫かれています。

淀みなく合理性がパーフェクトに実現されているのです。

腹が減った→空腹を満たさなければならない→飯を食おう

意思決定における逡巡や躊躇、先送りは微塵もなく、完膚なきまでに合理的流れが確保されています。

本能というメカニズムは合理性と切っても切り離されないのです。

パドー1000
一切の無駄が省略されている

若者の合理性離れとは

新人や若手社員が合理性に欠けた意見や発言を繰り返すのは、彼らの勉強が不足していたり、やる気が欠如していたりするためではありません。

そうではなく、本能が機能低下を起こしているゆえなのです。

ある種、合理性の根源であるかのような本能の機能が低下しているために、合理性が彼らの心身から離れていくのは当然の帰結であります。

どこに向かうのか

本能の機能低下に伴い、欲望が減少・衰微するのかといえばそんなことはありません。

関心の幅が極端に限定されながらも、偏愛・執着する対象への彼らの没入感は半端ないです。

若者の多くが、アイドルやアーティストのライブ、サッカー観戦にどっぷりはまり込むのは茶飯事。

  • アイドルになりたい。
  • 試合に勝ちたい。
  • メッセージを届けたい。

本能が炎を上げながらステージ上における彼らの人生は合理性が敷き詰められています。

憧れの対象たちは、まさに「本能の赴くまま」のごとく行動し、光り輝いているばかり。

機能低下した「本能」がフル稼働している「本能」に吸い寄せられる現象そこかしこで発生します。

秋葉で、駒場で、武道館で。

本能が機能低下しているがゆえに、本来の機能を回復することを目的とし、本能に従い躍動するアイドルやサッカー選手やアーティストをサポート(応援・支援・援助)しようと全身全霊が賭けられます。

合理性を蘇らせる「合理的な行動」こそが彼らにとって、サポートという行為なのでしょう。

一連の過剰とも見紛うサポートという行為自体が、自らの機能を回復するための自律的憑依といえるのかもしれません。

さてさて、これ以上の踏み込みは本ブログの能力を超えているため、ここまでに留めおきます。

企業における採用や教育を担当する者として、彼らの合理性のなさが「勉強不足」や「やる気の欠如」に起因するものではなないと「本能的」に導き出した結論はこれにておしまいです。

パドー1000
頼んますよ

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