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現役人事部長の 雑記blog

面接で最も危険な質問は一見簡単に答えられそうに見える質問に決まっているのさ

投稿日:2017-05-27 更新日:

面接で一度は聞いたことがあるでしょう⇒

「あなたにとっての理想の職場はどんな職場ですか?」教えてください

面接では必ず聞くことにしている。

おそらく、それほど答えにくい質問ではないはずです。

むしろ答えやすい部類に入るかも。

答えやすそうな質問は意外と日ごろから思って言うことがスンナリ顔を出しやすいものです。

なぜなら肯定的な答え方しかないので、そのバリエーションのなかで「個性」が透けて見えるからだ。

そう、この場合の「個性」とは労働観(仕事観)である。

就活において面接官は当然にそこが知りたい。

答えを綺麗にまとめやすく、無難に乗り切れると思いがちな質問こそが、キラークエスチョンなのだ。

ミック
氷が多い職場です
キース
笹が生い茂っている職場かな
ごんぞう
食べてすぐに横なれる職場
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様々な答え方

冒頭の質問の主な答えは次の4つでしょうか。

  1. 風通しがよく、意見の言いやすい職場
  2. お互いが切磋琢磨し、向上することのできる職場
  3. 楽しく、笑顔が絶えない職場
  4. わからないことが聞きやすく、コミュニケーションがとりやすい職場

あなたならどう答えるでしょうか?

そして、お気づきになられたでしょうか。

理想とは、集団活動、団体行動をする場合に、過去にもしくは現在において、そのような「理想」が達成していない、しがたいために、そうあってほしいと望む集団のあり方(願い)であるはずです。

つまり、属してきた集団内においてあなたが「何につまずいている(た)」が判明してしまうのだ。

風通しがよく、意見の言いやすい職場を望んでいると答えれば、

  • 意思疎通の難しさを痛感した経験がある
  • 意思疎通が苦手だ
  • 自分の意見は尊重して欲しい

お互いが切磋琢磨し、向上することのできる職場と答えれば、

  • 自己成長することに重きを置いている
  • 成長したいが思うようにいかない
  • 他人に引っ張ってもらわないとがんばれない

楽しく、笑顔が絶えない職場と答えれば、

  • 沈黙やシリアスが大嫌い
  • 面白おかしく過ごしたい
  • 楽しませてほしい

わからないことが聞きやすく、コミュニケーションがとりやすい職場と答えれば、

  • わからないことはとにかく教えて欲しい
  • わからないことがあれば、何度でも聞きたい
  • とにかくそちらから働きかけて欲しい

穿った見方が過ぎるでしょうか?

言葉を表面どおりに理解しないのは、ひねくれた一面的な見方であり、危険です。

と同時に、字義どおりに受け取りすぎることも、同様に危なっかしい。

ミック
いずれもデンジャラス

返ってきた答えの裏側の意味を直ちに探し回るのは、もちろんやりすぎでしょう。

ネガティブな可能性があるかもしれないと一旦立ち止まり、それを起点とし掘り下げていき、日の当たる場所に引っ張り出すための質問を次から次に紡いでいく。

それが目指されるべき面接の本質ではないでしょうか。

面接官の浅からぬ狙い

面接官は発言の真意を読み取ることが職務です。

ゆえに、表層と深層をできれば同時に見定めたいと考えています。

あなたが何かを肯定すれば、肯定に付着するわずかな否定性も見逃しません。

その否定性を糸に、もしかするとあなた自身が気づいていないかもしれない「ものの受け止め方」や「考え方のクセ」に懸命にたどり着こうとしているのです。

キース
健気だ

人間の心は複雑です。

従って必ずしも全てが理解できるわけではありません。

そのようなことは誰にも不可能です。

けれども、発言を多方向から吟味しなければ、判断は進みません。

限られた時間の中で、面接官は発言の表と裏を行ったり来たりしているのです。

このようなポイントを理解して面接に臨めば、今より手応えが増すのではないでしょうか。

就活もいよいよ佳境。

ご検討を祈ります。

ごんぞう
面接って結構体力勝負です

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パドー1000

現役人事部長のパドー1000と申します。雑記blog「シンキング・パドー」を書いています。
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