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土9ドラマ、スーパーサラリーマン左江内氏は平成の寺内貫太郎一家だ!

投稿日:2017-02-05 更新日:

 

大当たりドラマ⇒

今クールは、いいドラマがたくさんあるなということで、ピックアップし、手ぐすね引いて待っていました。

1月新ドラマ久しぶりに見逃せない作品がてんこ盛りだの件

そのなかで、まったくノーマークだったのが、土曜九時。

「スーパーサラリーマン左江内氏」

大当たり、毎回抱腹絶倒なのだ。

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ドラマの構成

このドラマは、ひょんなことから、スーパーマンの役目を押し付けられた冴えない中年サラリーマンの家庭と職場におけるドタバタ劇です。

ドラマは、いくつかのパートにパターン化されていますが、大別すると次の2つです。

主人公左江内氏と登場人物たちとのやりとり。

登場人物同士のやりとり。

この2つを基本とし、これらが更に細分化されパターン化されています。

左江内氏と主要人物たちとのやりとり。

  • 左江内氏と鬼嫁とのやり取り
  • 左江内氏と謎の老人とのやり取り
  • 左江内氏と職場の同僚とのやり取り
  • 左江内氏と謎の人物米倉とのやり取り

次に左江内氏以外同士のやり取りのパターン。

  • 課長と調子のいい部下池杉のやり取り
  • 警察官小池と巡査のやり取り

このパターン化が妙に心地よい。

そして、この感じには見覚えがある。

遠い遠い記憶をまさぐってみよう。

伝説のホームドラマ

思い出した。

ドラマがパターン化され、反復が退屈に流れずに、可笑しみのリズムが刻まれ、ハーモニーが奏でられるこの感じ。

「寺内貫太郎一家」だ!

ちなみにアマゾンプライムビデオで現在、視聴できます。

1974年放映の、向田邦子脚本、久世英彦プロデュースの伝説のホームドラマ。

コメディタッチでありながら、しんみりとさせ、なにかを考えさせられるドラマだった。

父小林亜星と息子西城秀樹の取っ組み合いや、当時は悠木千帆という芸名だったおばあちゃん樹木希林のジュリーのポスターへの身もだえなど、随所にパターンがはめ込まれていた。

出演者は芸達者ばかりで、伴淳三郎、左とん平、谷啓、由利徹、加藤治子、藤竜也などなど。

課長と部下の池杉の会話や警察官小池と巡査のやりとりをみていると、石屋の従業員の伴淳三郎と左とん平の掛け合いが思い出される。

アドリブをある程度許容するその演出にコメディードラマの自負がうかがえます。

間延びを超えて

「寺内貫太郎一家」も独特の間をスクリーンに映し出していましたが、こちらのほうが徹底しています。

間の可能性の追求です。

毎回微妙に異なるシチュエーションで繰り広げられる左江内氏と謎の人物米倉とのやりとりや、左江内氏を含めた課長と部下の池杉の会話において、間の限界更新がお茶の間に露呈します。

はらはらドキドキ。

ある意味、スリムクラブの間を一歩も二歩も進めた実験的な間延びの蘇生というべき事態が眼前に現れます。

すごいとしか言いようがない。

間延びを脱臼させることにより、笑いの間を作り出す錬金術のような演出なのです。

脱帽を通り抜け、脱毛級です。

家族の幸せ

「寺内貫太郎一家」がそうであったように、「スーパーサラリーマン左江内氏」のテーマも「家族の幸せ」なのでしょう。

血がつながっているだけでは家族は成立しない。

家族とは作り上げるものである。

それゆえに、苦悩もあれば喜びもあり、そういう一切合財が家族の幸せなんだ。

そういうメッセージをわたしはこのドラマから受け取ります。

毎週土曜の夜が、しばらく楽しみです。

 

水たまりの一滴

映画「俺はまだ本気出していないだけ」の演技がときどき顔を出しますね。

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