働き方改革とは、さっさと仕事を片付けて笑顔で明日も来いよということだ

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あなたが元気だから会社も元気なんだよ⇒

仕事に対するわたしの基本スタンス(立場)は次の通りです。

  1. 人事部長である
  2. ブラック企業で働いた経験がない
  3. 「やらなければならないこと」をするために雇われているのであって、「やりたいこと」・「できること」だけしかやらないという仕事観に違和感を覚える
  4. 協働した後の達成感や充実感を重視している
  5. 仕事を通じ、もしくは余暇を使って自己研鑽・自己の能力を高めることはフツーのことだと思う
  6. 昭和生まれであるが就業期間はすべて平成
  7. PC・携帯がない時代から仕事を始めている

こうして書き出してみると、自分のポジションが標準にも特殊にも位置していないことがわかります。

珍しくはないが、ごろごろ転がっているわけでもない、といったところでしょうか。

以下、このようなスタンス(立場)から働き方改革について現在時点での考えをまとめます(ちょっと長いですよ)

ミック
本当に長いよ

働き方改革について何かを考える必要がある、あなたのヒントになればうれしいです。

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働き方改革とは一言で言えば

一言でいうと、効率よく働いて成果を最大限出せ

これにつきます。

所定内労働時間(多くの企業で7時間30分から8時間)内に会社が求める成果をたたき出し、サッサと帰って、リフレッシュした後に、翌朝元気一杯で出社しましょう、ということ。

所定内労働時間に終わらない、すなわち残業が発生する理由は大別すると次の3つです。

  1. 明らかなボリュームオーバー(そもそも時間内に終わるはずのない量)
  2. 能力不足
  3. 上記2つのミックス

これらが複雑に絡み合い、原因を特定することが極めて困難であることが一般的です。

だからいつまでたっても帰れない。

ボリュームオーバーの要因と対策

ボリュームオーバー解消の方法は次の3つ。

  1. 業務の内容・範囲を見直す(本当に必要なことだけをやっているのか?)
  2. 増員する
  3. 能力を拡張する

コストの問題から容易に増員ができないために、人を雇い入れるという選択肢は事実上閉ざされている企業が大半。

であるならば、残りの2つに重点的に取り組むしかありません。

  • 業務の内容・範囲を見直し、効率的かつ効果的なやり方を模索し実行に移す
  • 個々の能力を拡張する

働き方改革の記事でよくみかけるのは、たいてい前者です。

正攻法であり、これなくして業務改善・改革は夢のまた夢です。

キース
急がば回れだね

問題は後者のほう。

個々の従業員の能力を拡張する。

至難の業です。気が遠くなりそうだ。

教育担当者にとって頭が痛い痛い。

所定内労働時間内にやらなければならない仕事を終えるためには、当然ながら単位時間当たりの生産性をあげるしかありません。

ゆえに、能力を拡張するしかないのです。

ごんぞう
簡単に言うなよ

もちろん、ITの利用やシステムの採用によって効率化が図られることは否定しません。

が、現実的な対応とはいい難いです。

  • 莫大な導入費用・ランニングコストがかかる
  • 自社の実情にきちんとカスタマイズできない

これらの理由により、社員の地力を上げるしか手がないのです。

ワーク・ライフ・バランスとは
ワーク・ライフ・バランスにおける バランスは人それぞれです。 仕事大好き人間は仕事ばっかりでしょう。

仕事を単なる生活するための手段と割り切る人はライフだらけでしょう。 個人の人生観・仕事観・労働観によってバランスはさまざまです。

本人の考えとは別に企業の理屈でライフの時間が極端に少ない場合が問題視されているのですが、必ずしもライフが多くなければならないということは全くありません。

ワーク・ライフ・バランスの主軸はあくまでワークにあるとわたしは考えます。 ワーク・ライフ・バランスという考えの底には、ワークをより充実させるためにライフとのバランスを取りましょうという思想が流れていると思います。

ワークばかりやっても効率は悪いのだから、ライフを効果的に活用・利用し、心身ともにリフレッシュするべきだという考えなのです。

おいおいちょっと待てよとか、勝手なことを言うなという声が聞こえてきそうですね。

けれどもよく考えてみてください。 そもそもライフの一部がワークであるはずなのに、一部分であるワークを全体のライフと対比させることに違和感を覚えなかったでしょうか。

最初にこの言葉を聞いたときの感想は私の場合「ありえない」でした。 労働を生活(人生)と同等(ほぼ同等)とする価値観は普遍ではないからです。

ゆえに、考え方の軸を変える必要があると考えました。 これはワークをいかに効率よく実行・遂行するためにどうすればいいのかという考え方であるのだなと。

能力を拡張するとは

どうすれば仕事ができるようになるのか?

様々な試みがなされますが、万能薬も魔法の杖もありません。

というのもベーシックな能力の欠如から目を背けることができないからです。

ビジネスパーソンとしての基礎能力が欠けているのならば、積み上げ不可能といえます。

ミック
残念ながら

そうではないのに一向に上向いてこない人たちもいます。

ベースはしっかりしているのだが、いまいち状態継続中社員急増中。

原因は何なんだ?

お手上げです。トホホ。

能力の、成長の限界というのは容易いですが、ある意味本人にとっても企業にとってもこれは永遠の課題であり、テーマです。

仕事の能力の多くは仕事を通じてしか鍛えられないのに、どうして10年選手が低いパフォーマンスしか出せないのか?

こっちが聞きたいよ、です。

思い出してください

働き方改革が目指すところは生産性をあげろであったことを。

成果を出すためにエクストラの時間を使って、なんとかやりくりしていた全ての会社員・従業員・正社員・働き手はもう後がないのです。

企業は一斉に言い出しています。

  • 残業するな。
  • 休みをたくさんとれ。

でも。

でも、一定の成果は当然に出してもらうよ。

さもなくば、査定は覚悟して下さい。

キース
ああ厳しい

言葉本来の意味での成果主義を国が結果として後押しした。

これが働き方改革の正体というか、あなたが意識しなければならない要諦です。

この流れにうまく乗っかる者はどこまでも好循環でしょうね。

定時に帰る

→ライフを充実させる(リフレッシュ・自己研鑽・副業・ボランティア・趣味・家事育児介護)

人生の経験値があがる(充実の日々)

→経験値を仕事にフィードバックできる

能力がアップする

→生産性があがる

→定時に帰れる、そして職域が広がる、そして所得が増える

改革が進んだその先とは

改革が進めば、年功序列も内部から早晩自壊します。

能力があり意欲もあって努力をするものだけが生き残れることができるのだから。

公正公平の実現は常にエブリバディハッピーを担保してくれません。

自由や平等は競争原理と相性がよく、それらが徹底化されれば必ず結果としての格差は生じます。

企業内の「格差」は企業間の「格差」に影響を与えるために、雇用の流動性が促進されます。

必然です。

ごんぞう
この流れは止められないか

企業にとってコストパフォーマンスの悪い従業員の解雇(放出)が一斉に始まります。

企業原理に基づき新陳代謝を促進するために、やがて労働法政も動いていくのでしょう。

雇用の流動性を促進するための解雇の制限・規制の緩和です。

これにより企業と労働者の関係性が変ります。

より柔軟性を持つ関係へとシフトしていくのでしょう。

いつでも入社できるし、いつでも退職できる

ひとつの企業に縛られることなく、いくつもの企業に雇用される

  • 正社員だからといって胡坐をかいていた者
  • 辞めさすことができないだろうと高をくくっていた者
  • なんらの努力もせずにただただしがみついていた者

このようなひとたちを企業が吐き出す環境が整いつつあります。

  • 新卒入社を失敗して不本意な雇用条件を余儀なくされている者
  • 様々な理由からフルタイムで働けない者
  • どうしても転勤ができない者

実力があるのにその力が発揮しきれていないひとたちを企業は取り込みたいのです。

グッド・バイができればハローができるのです。

ミック
降りる人が降りないと電車でも入れないよね

そのような環境が社会情勢的にも法律的にも整いつつあります。

働き方改革を考えるとき、以上のような未来図が明瞭に浮かびます。

これを絵空事という人は年齢を問わずいることでしょう。

キース
近未来です

いたずらに不安をあおっているわけではもちろんありません。

危機意識

危機意識を持ちましょうと呼びかけているだけなのです。

危機意識は平時に持つものです。

ごんぞう
なにもないときに想像できるかが勝負

危機に瀕したときに危機意識をもっても遅いんです。

それは危機意識とはいいません。

ただの絶望感です。

絵空事ととらえるのではなく、絶望感をもってしまうのならば本末転倒でしょう。

バトルロイヤル

所定内労働時間に会社が求める成果をきちんと出すこと。

よくよく考えてみれば当たり前のことです。

いままで多くの企業が「求めすぎていた」ので、それに応えるために労働時間を延長していただけなのです。

生真面目な日本人の労働観が全開していました。

これからは多くを求めすぎる企業も業界もゆるやかに淘汰されていきます。

なぜなら労働力が確保できないのだから。

ビジネスモデルの、収益構造の抜本的な見直しを余儀なくされるかもしれません。

ミック
生き残りがかかっているのだ

労働力確保のために、移民政策やAI活用が活発化することも必至です。

そんなに遠くない未来です。

老婆心ながら

30代以下のあなたに忠告です。

競争相手に外国人とAI(ロボット)が参戦し、競争は激化します。

翻訳技術の飛躍的な進歩のために参入障壁としての日本語の困難さもあまりあてにならなくなってきました。

大競争時代です。

だからこそ、仕事ばっかりせずに、爪を研いでください。

仕事力を高めるために仕事をさっさと終わらせて帰る。

ある意味、ややこしい時代です。

それが生き残るためのたったひとつの方法であるはずです。

サラリーマンって
ビジネスパーソンといわず、あえてサラリーマンといいますが、サラリーマンって実は専門職なんですよね。

専門職じゃない人はカテゴリーとしてサラリーマンに属すみたいな認識が広く強く世間一般に共有されていますが、やはり違うんですよ。

サラリーマンといっても、もちろんいろんな職種の人がいますから、研究職や技術職は当然に専門職に決まっています。

サラリーマンという言葉を聞くと、昭和生まれのわたしには、植木等の「サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ」というフレーズの印象が強い。

なので、やはり専門職の対極というイメージを強く持っていました。

それが、この10年ぐらいで、「いやいや専門職だよ」と思うようになったのです。 専門職とは、絶えずインプットしアウトプットしなければならない職業に就くものという意味です。

インプットするためには時間的・体力的・気分的な余裕が不可欠なのです。

まとめます

働き方改革とはインプット時間の確保を意識的に取りなさいということが裏のメッセージとしてあります。

アウトプットを効率よく最大化することが目標なのですが、そのためには「出すもの」がなければ出しようがありませんよね。

ゆえに「インプット」をあらゆる機会をとらまえて充実させろということなんです。

パドー1000
人生の学習王に君よなれ

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