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「外資系企業で働く」荒波を渡り、生き抜く知恵

外資と日本企業の両社で人事を経験したからこその情報が満載!

外資系企業で働く

(4.0)

日本の伝統的な大企業と外資系企業で人事を担当した勤務社労士である著者の鈴木孝嗣氏は次のように言います。

この本のテーマとして、外資系企業の人事の運用の実態を日本の大企業と比較し、各々のイメージが目の前に浮かぶようにしてみたいと思う。

両社の共通点と相違点を肌で感じてきた著者ならではのリアリティーが紙面にあふれています。

こんな人にオススメ
  • 就活生
  • 外資への転職を考えている方
  • 制度設計を検討している人事担当

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本書の構成について

本書は、全部で3章から構成されています。

  1. 外資で働く
  2. 日本の会社で働く
  3. 新「会社人間」主義

第三章は、日本企業でも外資系でも通用するサラリーマンのあるべき姿を「新会社人間主義」の名のもとにまとめておられます。

外資系企業と日本の伝統的大企業の違い

外資系企業
  • 中途採用主体
  • 転職当たり前
  • 短期的視点による人材育成
  • 期間は本人次第
  • 通年人員調整
  • 雇用保障は期待できない
  • 対仕事・職種に忠誠
  • 命令系統は直属上司
  • 短期的評価
  • 数字による評価
  • 年齢関係なし
  • 給与高め
  • 福利厚生薄い
  • 英語力は必要である
  • パーテーション区切り
日本の大企業
  • 新卒採用主体
  • 比較的安定
  • 長期的視点による人材育成
  • 長期雇用が前提
  • 基本的に行わない
  • 雇用保障は期待できる
  • 対会社・組織に忠誠
  • 命令系統は複雑である
  • 年功序列
  • 総合的な評価
  • 年次管理
  • 給与中ぐらい
  • 福利厚生手厚い
  • 英語力は必須ではない
  • 大部屋が主体

外資系企業と日本企業の人材の違い

外資系企業の人材
  • こらえ性がない
  • キヤリアの棚卸をよくする
  • 処遇条件に非常に敏感
  • 成果重視
日本企業の人材
  • 就職より就社意識
  • キャリアの棚卸をしない
  • 環境の変化に備えない
  • 横並び意識
パドー
どちらがいい悪いではなく、両者の違いは労働市場の特性からくる働き方の必然的帰結と理解していいます。

新会社人間主義

著者は「新会社人間」に必要なものは次の7つであると言います。

  1. 自立
  2. プロフェッショナル
  3. 成果と報酬
  4. チームワーク
  5. 自戒
  6. 知力
  7. 正しい倫理観

もう少し詳しく言うと、

  1. 精神面を含め他者(会社や上司など)に頼り切ってしまわないこと
  2. 社外に出ても通用するスキルを身に着けること
  3. 報酬に見合う成果をだしているかどうかを意識すること
  4. わからないことは素直に聞き、聞かれたら親切に教えてあげること
  5. 自分の力だけで成長したと思わないこと
  6. 真に頭を使い、考えてから行動すること
  7. 子供達に説明できないような、倫理を曲げた仕事をしないこと

生き抜くための必要条件とは

会社や職場が変わっても「生き抜いて行ける社員」の必要条件について次の3つを鈴木さんはあげています。

  • 専門分野・得意分野を持っていること
  • 英語でビジネスができること
  • エモーショナル・インテリジェンス(EQ)が高いこと

このうち、特にEQは必須であると思われます。

一緒に仕事がしたいと周りに思わせる人間的魅力はあらゆる職場で、円滑な人間関係を構築するための絶対の基盤となることでしょう。

外資だろうが日本企業であろうが、「人間的な魅力」はあなたにとって最大の武器となるはずです。

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