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「人材採用に統計学 WEBリクルーティング入門」WEBで採る

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人材採用はWEB×統計学の時代になったようです

採用コンサルタントの藤原良輔氏は言います。

本書は、中途社員、アルバイト・パート募集に課題を持ち、自社採用を強化していきたいと考える、人事・採用担当者向けの「WEBリクルーティング」の入門書です。

WEBと統計学を活用した採用実務の実践書となります。

WEBリクルーティングは、企業から求職者へ直接アプローチが行われるために、他社の取り組みを知ることが難しい世界です。

他社の動向がわからないゆえに、多くの採用担当者にとっては、WEBリクルーティング自体を「よくわからないもの」と感じているはずです。

よくわからないで済まされるわけは、もちろんありません。

「WEBリクルーティング」は、企業にとって喫緊の課題であり、採用競合との差別化の一手となるのです。

こんな人にオススメ

  • 広く採用活動を行う必要のある人事
  • 優秀な人材を求めている方
  • WEBリクルーティングに興味のある方

そんなに厚くない本ですが、専門性は高いです。

本書の構成について

本書は全部で6つのパートから構成されています。

  1. WEBリクルーティングとは
  2. WEBリクルーティングのツール
  3. 現状を整理・要約する
  4. 応募者を増やす
  5. 面接率・採用率を上げる
  6. 採れる採用サイトを作る

特に、データ測定と統計学(多変量解析)について詳しく述べているので「データドリブン採用」のファーストブックに適しています。

WEBリクルーティングとは

定義は次のようになります。

企業が求職者に直接アプローチを行い、採用サイトで応募者を獲得する採用戦略

WEBリクルーティングの3つの採用実務

3つの採用実務

  • 求職者を集める
  • 採用プロセスを測定・分析する
  • 採用プロセスを改善する

もう少し詳しく言うと

3つの採用実務

  • 求人リスティングやSNS、SEO対策を行う
  • アクセス分析・統計学などのデータを活用する
  • 採用サイトでA/Bテスト(WEBテスト)を行う

応募者を増やすための3つのポイント

3つのポイント

  • 検索クエリ→広告文→採用ランディングページの流れで企画・設計する
  • 求職者のニーズが明確なクエリは、専用の採用ランディングページを制作する
  • 応募よりもハードルを下げたリマーケティングを活用する

「クエリ」とは一般的には質問や問い合わせを意味します。コンピューターから知りたい情報を得るための「キーワード」とイメージすればわかりやすいでしょう。この場合は、求職者が検索窓に入力する単語やフレーズとなります。

WEBリクルーティングで活用する3つのツール

  • 求職者を集める運用型広告(Google Adwords、Yahoo!プロモーション広告、Indeedなど)
  • 求職者の採用サイトでの行動を把握するためのアクセス解析ツール(Google Analyticsなど)
  • 応募者データなどを統計分析する統計分析ツール(Rなど)

能動的な採用へ

採用環境はこれから先、厳しくなる一方であることが予想されます。

特に、優秀人材については、世界規模での争奪戦が日常化しています。

若年労働層の減少により、一般的な働き手についても、人事担当者は苦戦を強いられている毎日がこれからも続いていくことでしょう。

募集を出して応募を待つといった受け身の採用はどんどんなくなっていくはずです。

新しい企画で求職者にアピールしていく、能動的な採用だけが成果をあげられる時代がやってきます。いや来ています。

あなたの会社独自の方法やアイデアで採用を効果的に実現していきたいのであれば、もはやWEBリクルーティングは避けては通れないはずです。

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✒︎ この記事を書いた人

人事屋パドーのアバター 人事屋パドー 人事系ブロガー

都内に勤務の労働者。元営業マンの人事部長です。当サイトにて、人事・仕事・就活に関して書いています。あなたの悩み事の解決のヒントになれば幸いです。

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