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「仕事ができるとはどういうことなんだろうか」を落語家の世界から説明します
仕事ができるとはどういことを指し示すのか。
そのことを理解してもらうために、新入社員向けに説明することがあります。
落語家になぞらえてお話をします。
あなたが落語家の世界自体に馴染みがあるならば、おそらくピンときてくるでしょう。
仕事ができるようになる7段階
レベルは1から7までの7段階となります。
これを落語家の場合と比較しながら説明するのです。
- 弟子入り
- 見習い
- 二つ目
- 真打ち
- 看板
- 人気
- 名人
それぞれを次の3つのフェイズから見ていきます。
- 理解の側面
- 能力の側面
- 意欲の側面
それでは始めましょう。
第一段階 弟子入り
- 言われたことがわからない
- 言われたことができない
- 言われたことをやらない
お話にならないレベルです。
まあ、始まったばかりですから、長い目で見守りましょう。
第二段階 見習い
- 言われたことがわからないことがある
- 言われたことができないことがある
- 言われたことをやらないことがある
少し進歩しました。
まだまだムラがありすぎる状態。
第三段階 二つ目
- 言われたことがわかる
- 言われたことができる
- 言われたことをやる
ビジネスパーソンのスタートラインにようやく立てました。
長い旅の始まりです。
第四段階 真打ち
- 言われた以上のことがわかる
- 言われた以上のことができる
- 言われた以上のことをやる
ようやく一人前ですね。
ここから個性を出していきましょう。
やりたいこととできることがある程度リンクしている状態。
第五段階 看板
- 言われなくてもわかる
- 言われなくてもできる
- 言われなくてもやる
仕事が面白くてしょうがない時期になります。
後輩や部下の面倒をみる責任も発生しています。
まさに組織の看板、稼ぎ頭です。
第六段階 人気
- よくわかる
- よくできる
- よくやる
素晴らしいの一言に尽きます。
三拍子そろった、文句なしのレベルです。
人を使い、大きな仕事の中心的存在です。
第七段階 名人
- 深くわかる
- なんでもできる
- いつでもやる
業界の顔であり、会社の顔です。
世の中を動かしていき、影響力をまき散らします。
本当にお疲れ様でした。
あなたはどのステップを目指しますか?
すべての人が名人になれるわけではもちろんないです。
誰もが必ずしも名人を目指す必要もないでしょう。
理解、能力、意欲を常に意識し、仕事に取り組むのならば、
いい景色がみられるし、旨い酒も飲めるはずです。
あなたはどこまで行きたいですか?
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