次世代型サラリーマンのモデルケースがここにある!
ほぼ連日、ネット上で転職や副業に関するサラリーマンの多くの悩みに答えながら、現在本業で1千万円、副業で4千万円を稼ぐmoto氏の待望の著書が発刊されました。
本書では、これまで僕が培ってきた、転職と副業をかけ合わせて「生涯年収を最大化する生き方や考え方」についてお伝えします。
SNSを通じてこれまでに発信してきた著者の考えが体系的に整理され、一冊にまとまったものが本書です。
自分という「個人の市場価値」を伸ばそうと考え続けてきた結果、たどり着いた方法論が、これまで働いてきた経験や成果に「転職」と「副業」をかけ合わせることでした。
「かけ算の関係」にすることで、生涯年収を最大化させる戦略となります。
この戦略は汎用性が高く、再現性も十分に見込めるものです。
なぜなら、
転職と副業は、「誰にでも使える術」だからです。
しかしながら、
この方法を実践している人はまだ多くないそうです。
あなたの人生に「転職」や「副業」をかけ合わせて、自分自身の市場価値や、今後のキャリアを見直してみませんか。
- 転職して年収を高めたい
- 会社員として市場価値を高めたい
- 給料以外の年収がほしい
- 老後のお金の不安を減らしたい
本書の構成について
本書は、全部で6つのパートから構成されています。
- 「個人で稼ぐ」サラリーマンが本当の安定を手に入れる時代
- 年収240万円の地方ホームセンターを選んだ理由
- 地方ホームセンターやリクルートで学んだ「成果」に繋がる働き方
- 4度の転職で年収を上げ続けた「転職術」
- 本業を活かして稼ぐ「サラリーマンの副業」
- 生涯年収を最大化する生き方
これからの本当の安定とは
本書の底に流れるのは、正解のない現代社会をいかに生き抜くのかの危機意識です。
著者は人生の安定を生むためには、個人で稼ぐ力が絶対に不可欠であるという考えに至ります。
そのためには、これからのサラリーマン像は次のようでなければならないと言います。
これからの安定像
- 会社に依存しない
- 会社の看板に頼らずに稼げる
- いつでも転職できる
- 副業で給料以外の収入を持つ
助かるためには「生きる力」を自分自身が身につけておく必要があるのです。
自分株式会社とは
自分の生涯年収を最大化するために必要な考え方として「自分株式会社」という考え方を著者は提唱します。
これは、
自分という会社を経営する目線を持てという意味です。
つまり、
自分自身を会社に見立てて考える思考を指します。
転職に対する意識も鋭敏になります。
同じ仕事をするのであれば、少しでもお金を多くくれる会社と取引するほうが賢明です。それはサラリーマンであっても副業であっても同じこと。「ほかにいい契約をくれる会社はないか?」と、常に模索する視点が大切なのです。
副業に対する視点も違ってきます。
「売り上げをどう伸ばすか?」「利益を増やすにはどうしたらいいか?」という経営者目線を自分に当てはめることで、副業をする意味を知り、企業に依存した働き方から抜け出す視点が持てるようになります。
経費節減の意識も自ずと芽生えます。
「自分株式会社」という目線を持つと「あれ、なんでこんなに携帯代が高いの?」とか、「この飲み代は何か役に立ったっけ?」というように、経費のムダも見えてきます。
「自分株式会社」という発想はこれからの時代、あなたが大切にしなければならない考え方のひとつなのです。
moto式副業の極意
著者の副業に関する考え方は極めて合理的です。
本業で努力をして、その知見で稼ぐ
僕の副業は、「サラリーマンとして苦労して得たこと」や「自分の転職経験」をコンテンツにすることで副収入を得ています。
本業の成果に副業をかけ算することで、年収を増やし、個人として稼ぐ力や個人のブランドを伸ばすこのような展開は実に今日的であり、あなたにもすんなりと理解を得やすい考え方であると思います。
副業の3つのメリット
本業への余裕を生み出す副業の3つのメリットは以下の通りです。
- 自分を売り出す「個のブランド化」
- 収入チャネルの増加による経済基盤の確保
- 本業における「市場価値向上」への寄与
自分を売り出す「個のブランド化」
副業を通じて自分をブランド化できれば、そのブランドはあなたが会社の看板に頼らずに生きていくための「資産」になっていきます。
収入チャネルの増加による経済基盤の確保
収入チャネルを複数に分散させておくことは、自己防衛としての経済的安定だけじゃなく、精神的安定にも繋がるわけです。
本業における「市場価値向上」への寄与
もし明日、クビになっても転職先はあるし、副業の収入もある。こうした状態を実現することこそが、市場価値を伸ばす要素になります。
転職と副業のかけ算で1万分の1の人材になる
あなたが、特定分野で圧倒的に突き抜けた存在になり、100万分の1の存在になることは至難の業でしょう。
しかしながら、
ある分野で100人に1人の存在になることは努力次第でなんとかなりそうです。
これに加えて、
別の分野でも100人に1人の存在になれれば、
1万人にひとりの価値を持つ人材にあなたもなることができます。
つまり、
本業(転職)X 副業=あなたの市場価値
をいつでも意識する働き方を目指すのです。
本業(転職)で得た知見を副業に還流し、副業で得た知見を本業(転職)に還流し続けることで、
あなたの市場価値はどこまでも上昇していくことでしょう。
給料はもらうものではなく、稼ぐものであるはずです。
本書を参考にして、個人としての稼ぐ力を高めていってはいかがでしょうか?