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「実務で使える戦略の教科書」最新事例を使って再整理

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あらためて戦略の意義を問いただす!

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ビジネス・ブレークスルー大学大学院教授の今枝昌宏氏は言います。

本書は、学説よりも実務への応用を優先して記述しています。本書では、学説ではほとんど扱われていない実務上重要な視点を多く記述しました。

本書の特徴は次の3つとなります。

3つのポイント

  • 最新の論点を体系づけて整理
  • 学説中心ではなく、実務視点で俯瞰
  • わかりやすい事例や比喩を多用

読者は本書を、戦略として考えなければならないことがらのチェックリストとして活用していただけるものと考えます。

こんな人にオススメ

  • 戦略論の整理をしたい方
  • 事業戦略関連部署の方
  • 新規ビジネス立案の知見を増やしたい方

本書の構成について

本書は全部で15章から構成されています。

  1. 戦略の意味と重要性
  2. 戦略の目的
  3. 市場の特性と選択
  4. 市場間のダイナミズム
  5. 競合との棲み分け:ニッチと差別化
  6. 経営資源からの視点
  7. 自社側の陣形を整える
  8. ビジネスモデルと事業構造
  9. 競合との非対称性の利用
  10. 提携
  11. 財務モデル
  12. 環境変化と不確実性
  13. ストーリー
  14. イノベーション
  15. 戦略のマネジメント・プロセス

そもそも戦略とは何か?

著者は次のように定義します。

戦略とは

  • 目的に対する直接的な手段
  • 意図的に選択あるいは優先順位付けされた手段
  • 明示的に計画されたもの

戦略は、目的や目標達成のための大方針だと言ってもいいと思います。

経営戦略の種類

本書では、ビジネスにおける戦略を経営戦略と呼ぶことにします。

経営戦略は、次の3種類に分類できます。

3つの種類

  • 企業戦略
  • 事業戦略
  • 機能戦略

企業戦略

企業戦略は、複数の事業を持つ会社全体として、株主に最大のリターンをもたらすことを目的とする戦略です。

事業戦略

事業戦略は、会社内部に存在する個々の事業を成功に導くための戦略です。

機能戦略

機能戦略は、営業、製造、配送、研究開発、経理などの事業機能を円満に遂行することを目的とする戦略です。

デザイン思考

イノベーションのアイデアを早期にブラッシュアップし事業化を行う方法に、デザイン思考があります。

これは、論理的・分解的なアプローチとは全く異なるイノベーションの思考方法です。

最近、よく提唱されている方法となります。

デザイン思考の特徴としては次の3つがあります。

3つの特徴

  • 無意識や潜在意識の重視
  • 集合知の重視
  • 試行錯誤の重視

無意識や潜在意識の重視

顕在意識にとらわれず、無意識や潜在意識を重視する。

そのため、ユーザーの製品・サービス使用実態の観察などの方法を採るとともに、洞察など論理では説明できない発想法も多用する。

集合知の重視

集合知を重視する。そのため、異なった背景を持つ多くの人々を参加させながら解決策の発見とブラッシュアップを行う。個人として多数のバックグラウンドに精通することも、推奨される。

試行錯誤の重視

試行錯誤、つまりプロトタイピングを重視する。そのため、拙いものであっても早期に製品やサービスを形にしてしまい、改良を加えていくというアプローチを採る。

デザイン思考は、論理的アプローチと対立するものではなく、補完関係にある思考であるととらえるべきだと思います。

はじめの一歩にも、交通整理にも活用できる

これから戦略について一から学ぼうと思っている方にも、

戦略についてあらためて思考の整理したいと考えている方にも、

いずれの場合においても「教科書」は必要かつ有効であるはずです。

最新事例に則して、あなただけの戦略を練っていきましょう。

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✒︎ この記事を書いた人

人事屋パドーのアバター 人事屋パドー 人事系ブロガー

都内に勤務の労働者。元営業マンの人事部長です。当サイトにて、人事・仕事・就活に関して書いています。あなたの悩み事の解決のヒントになれば幸いです。

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