よくなりたい気持ちは、あなたを応援してくれる人を増やしてくれる
ブランドプロデューサーとして活躍する柴田陽子氏は言います。
自分をもっとよくするための目標を1年に1回考えてToDoリストを作り、それができたか定期的にチェックするという目標習慣を編み出し、20年以上続けています。
本書を読み終えたならば、あなたは変化に気づくはずです。
あたまの中に、きっとやってみたいことが浮かんでいることでしょう。
それは小さなことですが、大きな前進に違いありません。
なぜなら、
あなたの目標習慣がそこから始まっているのだから。
- 挫折しがちな人
- 目標を立てることができない人
- 行動力が弱い人
本書の構成について
本書は全部で4章から構成されています。
- なぜよくなることが大切?
- なりたい自分になる目標リストの作り方
- ずっと続けるための目標管理のコツ
- 自分自身にフィードバックする方法
「もっとよくなりたい」が起こす5つのいいこと
今よりもっとよくなりたいという成長意欲が強くなってくると、自然とあなたの周りに「いいこと」が起こるようになります。
次の5つです。
5つのいいこと
- 人のよいところに気づきやすくなってくる
- 人のよくないことが気にならなくなる
- 知識と経験値が増える
- 進化すれば出会いと学びが広がる
- ブレない軸が自然とできあがる
著者は提案します。
「ありのままの自分」を受け入れるだけよりも、「よくなった自分」を想像したほうが楽しいのでは?
- こうなりたい
- やってみたい
- できるかもしれない
これらを設定して、がんばって、実際にできるようになる、そのプロセスがあなたにきっと充実感をもたらすでしょう。
目標をつくろう
今から作るのは「自分が取り組む目標!」なのですから、「自分がやりやすい」=「正解」なのです。
目標管理のコツ
次の8つです。
- 最初は目標リストを暗記する勢いで毎日見る
- スマホのメモ帳でシンプルに管理
- 「定期的に見直す」というTODO(小目標)を入れる
- 必要があればTODO(小目標)を変える
- 目標リストとは別にストックメモを作る
- 具体的な候補もメモしておく
- しっかり管理したくなったら別管理メモを作ってもいい
- 考えが変わったら、その目標は放置でもいいし変えてもいい
未来に向けての確認作業
フィードバック(振り返り)は欠かせない作業です。
やり方のポイントは次の3つです。
- 目標カテゴリー(大目標)を達成できたかどうかチェックする
- それぞれの目標カテゴリー(大目標)に対してコメントを書く
- 振り返りと同時に新しい目標を作る
「目標を作る」、「自分にフィードバックする」、「それを毎年繰り返す」ことは、よりよい自分になるための「必須作業」なのです。
まずは心に浮かべることが大事
目標を作ってみよう、と考えた時点でもうすでに人生が前に回りだしているということ。あなたの中で何か変化がさっそく訪れるかもしれませんよ!
今よりもよくなりたいという気持ちを大事に育ててください。
そうすればきっと、あなたはもっともっと遠くへ行けるはずです。