就活生の皆さん、3月が終わりましたが手ごたえはいかがですか
早いもので一ヶ月が過ぎました。
この間、当社も説明会ラッシュ。
多くの学生の方にお会いし、個別に時間を取った方もたくさんいます。
本日は、彼らと話をする中で思ったこと考えたことをいくつかお話します。
この一ヶ月間の平均訪問数はどうだったのか
3月の1ヶ月間での10社程度が大半のようです。
20社以上の猛者もたまにいる。
じっくり企業を見ている感じ。
それとも余裕をかましているのか、頑張りが足りないのだろうか。
やはり10社程度では少ないと思います。
生来のマイペース症候群なのかな。
また、バイトを休んでいない人も少なからずいます。
スケジュール管理は大丈夫なのだろうか。
心配です。
気分転換の意味合いが強い場合や経済的理由ももちろんあると思う。
休めるときは休まないと息切れしてしまうと思うのだが。
若さで押し切るか?!
企業研究不足の露呈がはなはだしい
広く浅く見ている段階といえばその通りですが、企業研究が表層的な学生が多いように思えます。
と同時に、業界研究も表面的な通り一遍のレベルであるようです。
質問も核心には程遠い、一般論ばかりが目立ちます。
面白い質問がありました
人事の人からみて今の学生に一番欠けているものはなんですか?
予想外の良い質問が来ました。
偉そうにならないように答えたつもりでしたが、はたしてどう伝わったのか。
極私的意見とのお断りを入れ、次のように回答しました。
日頃から思っていることしかどうしても言えない性分なので。
一番欠けているものは意地です。意地とは損得の向こう側にあるもののことです。ビジネスを駆動させる最も重要なもののひとつであります。できれば仕事を通じてそのことの意味をいつか理解して欲しい。ちなみに、それは頑固とはまったく無関係なものなのです。くれぐれもお間違えないように、趣旨が理解されていることを祈るばかりです。
よくある質問に答えることの効用とは
質問に答えると、自分の人生観や価値観や労働観がストレートに浮き彫りにされてしまいます。
ゆえに、ごまかしはききません。
相手の琴線に触れる場合もあれば、逆鱗をかすめる場合もあるでしょう。
そこは仕方がない。
答えようと頭を使うことにより、ぼんやりとしていたものがいやでも明確化され言語化されます。
自分自身にとっても新鮮な驚きを禁じ得ない場合が多々あります。
個別の会話は好きなほうです。
というわけで、いよいよ4月突入。
身を引き締めて全力投球ですね、お互い。