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管理職が若手を育成するときに思い出してほしいスタンス

2020 3/28
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細かく指導しているのにいまいち伝わっていないようだと、若手に対する指導方法にあなたは少しばかり自信をなくしていませんか?

新人とは異なり、それなりの経験を積んできている若手社員の扱いは、各人の能力や適性、キャリアの違いからデリケートな個別対応が求められます。

そのために、多くの管理職は細かく指導している毎日を送っているはずでしょう。

にもかかわらず、

一向に指導の成果が現れないと悩んでいるマネージャーも多いはずです。

指導が足りないのだろうか?

おそらく、

足りないのではなく、指導教育のスタンスに工夫が必要であると思われます。

本日は、管理職のあなたが、若手社員(特に伸び悩んでいる若手)に接する場合に、思い出してほしい指導育成のスタンスに関して説明いたします。

指導育成のスタンス

「目隠しした人が横断歩道を渡る場合の援助のあり方」を例にとりながら解説していきます。

  • 肘を触らせて一緒に歩く
  • ただ見ているだけ
  • 細かく声がけをする
  • おんぶする




効果的でない指導教育方法とは

例題直感的に理解してもらうために、特殊なシチュエーションを想像していただきます。

あなたと部下が横断歩道を渡ろうとしていると仮定してください。

ただし、部下は目隠しをしています。

あなたはこのような場合、部下にどのような態度で接するでしょうか?考えてみてください

まずは、ダメなパターンとなります。

ただ見ているだけ

どうしてなんの指示もないのか!

部下は当たり前ですが怖くて最初の一歩が踏み出せません。

それでも、あなたはただ見ているだけなのです。

自主性を促すという名目で。

あるいは、多忙すぎての放置プレイ。

芽が出るはずがありません。

細かく声がけをする

体が思うように動かない!

あなたは、的確な指示をしているつもりでも、視界を奪われている部下にはあなたの言葉は空を切るばかりなのです。

部下は周りが見えないために決して動こうとはしません。

このようにして齟齬や乖離が拡大していきます。

これほどたくさん、細かく指示をしているのに、動かないほうが悪いんじゃないか。

あなたの指示はある意味、自己満足や無責任であると言えるでしょう。

管理職が決して反省しない、気づかない状況がこのようにして形成されていきます。

ブラインド(見えない)であるのは上司の方なのです。

多くの職場で日常的にこれと同様のことが行われています。

細かく声がけをし、指導することになんの問題点があるのだとのご指摘があるかもしれません。丁寧な指導が一定の効果をもたらしている場合であるならば、もちろん指導方法に問題はないはずです。そうではなく、細かい声がけにもかかわらず、一向に成果が上がらない場合には立ち止まって考えてみましょうとここでは提案していると、ご理解ください。

おんぶする

何かが違う!

組織的成果を最優先する場合にしばしばみられる行為の典型となります。

この行為によって「助かった」と思う若手の将来は寂しい限りでしょう。

その逆に「頼りにされていないのか」とがっかりする若手であるならば、あなたから心が離れてくはずです。

効果的な方法「肘を触らせて一緒に歩く」

あなたの部下はできる人間ばかりではありません。

自信がなく、発展途上真っ最中の人も少なくないはずです。

そのような若手に対して、

  • ただ見ているだけ
  • 細かく声がけをする
  • おんぶする

このようないずれの行為も、若手の指導教育法として効果的ではありません。

では、どのようなスタンスが適切なのでしょうか?

肘を触らせて一緒に歩くのです

このスタンスには次のようなメリットがあります。

  • あなたが側にいることの安心感から足の運びは最初はぎこちなくであっても、やがてスムーズになっていくことでしょう。
  • 「おんぶ」のように全面的に頼り切っているわけではないので、自分の足で歩いたという自信が生まれるはずです。
  • あなたが紛れもなく導いてくれたという、信頼関係の強化につながります。
  • 歩幅が同じでないと一緒に歩けないために、若手のペースが基準となり、最後まで歩ききることができます。

注意ひとつだけ注意することがあります。

過保護にならないように

手取り足取りとは違うのだということをくれぐれも理解してください。

「肘を触らせる」という最小限の接触加減がポイントとなります。

この行為がティーチングであるのかコーチングであるのかは整理がついていません。

ただ、このようなナビゲートは自走をはじめたばかりの若手には一定の効果をもたらすと考えます。

細かく声がけをしているのに、一向に伸びてこないという若手社員があなたの部下にいるのならば、思い出して下さい。

肘を触らせて一緒に歩くことを

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