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「フルライフ」予防医学研究者が提唱する人生の戦略とは

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今日の仕事と10年先の目標と100年の人生をつなぐ時間戦略

予防医学研究者の石川善樹氏は言います。

この本のコンセプトは、「時間の使い方に戦略を持つことで、フルライフ(充実した人生)を実現する」というものです。

著者の時間戦略の背景となる信念(信条)とは次の通りとなります。

変わる
  • 1日あれば、視点が変わる
  • 1週間あれば、人生が変わる
  • 1年あれば、事業が変わる
  • 3年あれば、企業が変わる
  • 10年あれば、産業が変わる
  • 30年あれば、時代が変わる
  • 100年あれば、文明が変わる

人生100年時代のスケールのなかで、仕事と人生の充実を目指すためのヒントが本書には散りばめられているはずです。

こんな人にオススメ

  • 仕事で結果を残したい方
  • 何者かになりたい方
  • 何か大きなことがしたい方

本書の構成について

本書は全部で5章から構成されています。

  1. 仕事人生の重心は、すべて「信頼」にある
  2. 生産性の重心をとらえる3つの「時間軸」
  3. 創造性の重心は「大局観」にある
  4. 人生100年時代の重心は「実りの秋」にある
  5. 真のWell-Bingとは「自分らしさ」の先にある

フルライフとは

フルライフとは、

Well-Bingと Well-Doingの重心をみつけること

であると石川さんは定義付けます。

  • Well-Bingとは、よく「ある」ことです。
  • Well-Doingとは、よく「やる」ことです。

図式的に言うならば、

Well-Bing
Well-Doing
  • 「いる」
  • プライベート
  • 感じる
  • 「やる」
  • ワーク
  • 考える

別の言葉で言うと、

よくあるとは、健全な心身の状態を保持しながら、毎日を過ごすことです。

よくやるとは、仕事や趣味の活動を通じて大いなる成果を出していくことです。

パドー

この2つが、ちょうどいいバランスである拮抗点(重心)を見つけ出し、バランスを取ることが大事なのでしょう。

いずれに傾きすぎても、現実の生活は上手く機能しないものです。

Well-Bingとは

著者は、Well-Bingについて、もう少しばかり突っ込んだ解釈を進めます。

Well-Bingとは、いい意味での自分らしさであり、

自分を忘れること、自分から離れることである

成長するために、自己中心的な観念や思考から離脱しましょうと言います。

その前提に立ち、彼はフルライフを改めて定義しなおします。

フルライフとは、自分を高めるWell-Doingと、自分を忘れるWell-Bingのバランスをとることである

猛烈な仕事人間でも単なる趣味人でもない、バランスの取れた生の在り方こそが、充実した人生の主役に必要であると、主張するのです。

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✒︎ この記事を書いた人

人事屋パドーのアバター 人事屋パドー 人事系ブロガー

都内に勤務の労働者。元営業マンの人事部長です。当サイトにて、人事・仕事・就活に関して書いています。あなたの悩み事の解決のヒントになれば幸いです。

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