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「営業」は必ず君の武器になる。営業をやりたくなかった君へ

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自信がない、向いていないと思っているあなただからこそ、信じられないかもしれませんが、実はうまくいくのです

著者の高城幸司氏は、リクルート入社後、6期連続トップセールスに輝き、かつて「伝説のトップセールスマン」と呼ばれたビジネスパーソンです。独立・起業の専門誌「アントレ」を立ち上げ、事業部長・編集長も経験され、現在セブンイレブンの代表を務めておられます。

若手営業マンとして悩みや葛藤を抱えて苦しんでいた高城さんご自身の経験に基づき、

「営業として働くことは自分を成長させてくれる武器になる」という思いから本書は誕生しました。

本書が目指しているのは、営業の仕事に「働きがい」を見出してもらうことです。

著者の言う働きがいとは、

「仕事をするだけの価値と、それに伴う気持ちの張り」となります。

営業は働きがいに満ち溢れた職業であると著者は言い切ります。

「仕事にはツラさ、しんどさがあって当たり前。ただし、それを超える働きが見出せるなら素敵な職業」なのです。

世間では、営業の「働きがい」に気づいていないビジネスパーソンが少なくありません。

時間的余裕のなさや過度の思い込み(決めつけ)によって、営業活動に対して不当に低い評価を下していないでしょうか。

それでは、あまりにもったないと著者は嘆きます。

この本は、営業に配属されたあなた、中でも「自分が営業をやる」ということの100%手放しで喜べないあなたに、営業として過ごす時間を、楽しく、有意義なものにしてほしいという思いから書いたものです。

現在、あなたがモヤモヤしたり、クヨクヨしているのならば、

ページをめくれば、あなたはきっと、営業の働きがいに気付く「初めの一歩」を踏み出せるはずです。

こんな人にオススメ

  • 希望していない営業部門に配属された方
  • 営業として自信がない方
  • 営業の良さがいまいちピンとこない方

本書の構成

6つのパートに分かれています。

  1. 本当は「営業」になりたくなかった君へ
  2. 「話がヘタ」な人ほど結果がでる不思議(お客様との関係のつくり方)
  3. 落ち込んだ後に「最高の瞬間」が待っている(営業が楽しくなるヒント)
  4. 枠を外して「自分だけ」のスタイルをつくろう(自分次第で仕事は大きく変わる)
  5. 一歩抜き出る人の「会社」との付き合い方(上司や同僚を味方につける)
  6. 自分の将来をどうつくるか(営業の経験は、必ず君を助ける)

それぞれのパートは5から10程度のQ&Aから構成されています。

全部で43の仕事のコツをご紹介。

新入社員や若手社員が日頃悩んでいたり、壁にぶつかっていたりするポイントの丁寧な解説が展開します。

Q&Aにとてもリアリティーがある。

たとえば、

売りこむのは苦手です

「無理に売り込める」営業がよいとは限らない

営業経験の浅いビジネスパーソンが一般的に信じ込んでいる先入観や固定観念を気持ちよく打ち砕いてくれます。

一通り読むだけで、一定程度の安心感を得ることができます。

「精神安定剤」としても役立つはず。

自分も営業が嫌で嫌で仕方なかった

じつは最初に営業に配属された時には絶望感に支配され、すぐに転職を考えました。

著者のこの気持ちはよく理解できます。

私自身も同じように、入社から一年ぐらいは、毎日会社に行くのが嫌で嫌で仕方がなかったからです。

具体的なノウハウやスキルを直接指導されるわけでもなく、いわゆる先輩や上司の背中を見ながら学ぶ=盗むような仕事ぶりが当たり前だった環境でした。

今から思えば、

すべてを否定するわけではありませんが、なんと非効率的な指導教育環境であったのかと思い出されます。

振り返ってみれば、過去はセピア色が常ですが、当時の落とし穴にはまったような感覚は忘れることができません。

今言えることは、

もっと生産的に効率的に悩みや課題にアプローチできていれば、確実に必要以上の苦労はしないで済んだろう

当時は、営業に関して網羅的に個別具体的に解説されているビジネス本は皆無でした。

残念ながら、新人営業マンを助けてくれる書籍はなかったのです。

救世主としての本書

本書が若き営業マンに極めて有効であると思える理由は2つです。

  • 営業経験はビジネスパーソンとしてのあなたのキャリアにとって不可欠であることを教えてくれるから
  • 営業成績をあげるための具体的なノウハウが詰まっているから

一皮もふたかわもむけます

営業経験のある方は、誰もが口にします。

営業をやって良かった

営業経験が人生に非常に役立っている

私自身も素直にそう思います。

確実に人間の幅が広がり、深まりが出ます。

営業という行為がよく理解できる

はじめて読んだときに思いました。

自分が悩み葛藤してきた当時にこの本に出会えたならばと

誰もが悩んだり、躓いたりする場面やポイントについて非常に丁寧に説明が尽くされています。

特効薬であるかどうかは、もちろんケースバイケースですが、試してみる価値のある方法のオンパレードです。

[kjk_balloon id=”1″]少なくとも現時点で本書ほど実践的な書籍を思いつきません[/kjk_balloon]

営業として過ごす時間を楽しく有意義なものにする

あなたが現在、営業活動がうまくいかない、営業は向いていないと思っているのならば、ぜひ本書を手に取ってみてください。

一冊の本によってすべての悩みが解消することはもちろんありません。

けれども、

  • あなたがなぜ悩んでいるのかの理解の手助けをしてくれすはずです
  • あなたの悩みの解決の糸口がはっきりとみえてくるはずです

営業が面白いと思えた時、

あなたのキャリアはあなた自身に対して次のステージの扉を間違いなく開いてくれることでしょう。

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✒︎ この記事を書いた人

人事屋パドーのアバター 人事屋パドー 人事系ブロガー

都内に勤務の労働者。元営業マンの人事部長です。当サイトにて、人事・仕事・就活に関して書いています。あなたの悩み事の解決のヒントになれば幸いです。

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