伸びる人には共通する特徴が存在する
入社後、一年も経てば、同期の中で確実に評価の差はついています。
たかだか一年間ですから、圧倒的な差がつくことはありません。
それでも無視できないほどの差がついていることも実はよくあります。
何が違うのでしょうか?
伸びる人には伸びるだけの理由があります。
以下、その特徴についてお話しします。
伸びる人の3つの特徴
伸びる人には3つの特徴があります。
全てを備えている人は多くいませんが、レアケースでもありません。
- 素直である
- すぐに動く
- 自分ごととする
あなたは、このうちのひとつでも当てはまるでしょうか?
ひとつも当てはまらなかったら、要注意です。
素直である
素直であることの最大のメリットは、周りの人があなたに協力的となることに尽きます。
上司や先輩はあなたを指導教育する役目役割を負っていますが、彼らも人の子です。
頑固者や文句ばかりいう人間を教え諭すことは愉快ではありませんし、熱心にもなりません。
素直であれば、もっと教えてあげよう、もっと伸びてもらおうと指導に自ずから熱が入ります。
人は二十歳を超えるとプライドが前面に押し出されるものです。
様々な場面で、恥をかきたくないとか、馬鹿にされたくないという気持ちが湧いてくることでしょう。
あなたのプライドがあなた自身の成長機会を妨げるぐらい馬鹿馬鹿しいことはありません。
素直であるとは、学ぶ姿勢にとって必要不可欠のものです。
とにかく伸びたいのであれば、周りから貪欲に何もかも吸収するスタンスを徹底しましょう。
すぐに動く
学ぶことは大事ですが、学んでばかりでも成長はしません。
インプットの次はアウトプットが必要です。
伸びる人はとにかく行動します。
もっと詳しく言えば、すぐに行動します。
この「すぐに」がポイントです。
すぐに動かないで、いつまでもグズグズしている人がいます。
そのような人に限って、やらない理由を見つけるために、頭の中で模擬演習している場合が少なくありません。
言うまでもなく、頭の中の仮想と現実(現場)はまるで異なります。
ビジネスの現場は時々刻々と変化します。
ある意味、スピードは善です。
すぐに動かないのなら、もしかすると他の人に上司や取引先は依頼するかもしれません。
自分ごととする
たくさんの案件を抱えていたり、仕事が詰まっている時には、明らかに自分が担当と決まっていない範疇のものに対しては、人は逃げの姿勢を見せがちです。
逃げ回ってばかりいると、新しいことに触れたり、経験値を積み上げるチャンスから遠ざかってしまいます。
このような逃げ腰癖がついてしまうと、自分の関わる案件についても、どこか当事者意識が希薄になっていく危険性があります。
これは、自分の担当なのだ、これは自分の仕事なのだという強い自覚がなければ、そこには責任感は発生しません。
責任感のない関わり方では仕事は往々にして上手くいきません。
仮に成し遂げられたとしても、そこには充実感が満ち溢れていないことは容易に想像できるはずです。
自分ごととして取り組まない限り、失敗も成功もあなた自身の糧には決してならないことを覚えておきましょう。
あなたが成長したいのであれば
あなたが伸び悩んでいるのであれば、伸びている人の真似をすればいいのです。
- 素直である
- すぐに動く
- 自分ごととする
信条や価値観の変更と考えるのならば、「マネをする」は簡単な話ではないでしょう。
しかしながら、
習慣化として捉えるのならば、おそらく、それほど難しい話ではないはずです。
あなた自身のために、あなたをアップグレードしましょう。