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「売上が上がるバックオフィス最適化マップ」の描き方

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なぜバックオフィスを変えれば会社が変わるのか?

企業などのIT活用を支援する本間卓哉氏は言います。

本書は、バックオフィスやその他の企業内の業務をITによって最適化する手法をお伝えするものです。

バックオフィスとは、

総務や経理などの社内で顧客とダイレクトには接さずに働く職種や業務を意味します。

IT活用を実現するためには、導入する企業の本気が不可欠であり、その効果は各々の企業の実力によって異なります。

生産性の向上や効率的働き方を実現するだけでなく、そのことにより売上のアップが見込まれるというのであれば、導入に対する心理的障壁も下がるはずでしょう。

いち早くIT導入に踏み切り、単なる「IT導入をしている企業」ではなく「IT活用の経験が豊富な企業」になっていただきたいのです。

こんな人にオススメ
  • 売り上げアップを目論む経営層
  • 業務効率化に悩むマネージャー
  • 間接部門の経費節減を考えている経営層

本書の構成について

本書は全部で5章から構成されています。

  1. 非効率なITは「会計」の視点で組み直せ
  2. 「従業員」の軸で見直す
  3. 「顧客」の軸で見直す
  4. IT活用の「よくある疑問」一つひとつ答えます
  5. さらに業務を「最適化」していくには

導入コストではなく

IT導入・運用でつまずく企業の多くは、IT導入・運用のために発生する出費を単なる「コスト」と捉えています。

コストではなく、投資であるという認識を持つべきなのです。

バックオフィス最適化のために発生する、社内インフラの整備やITツールの導入にかかる費用は、売上や利益を上げるための「投資」であるという点です。

会計から逆算すると上手くいく

IT導入を考える上で重要なポイントは「順番」です。

その順番を考えるには、どこから始めればいいのでしょうか?

ずばり、会計からです。

なぜなら、

企業活動である限り、従業員の業務フローの順番を考えても、あるいは顧客取引の業務フローの順番を考えてみても、必ず最後は会計に行きつくからです。

たとえば、採用場面を例にとると、

STEP
人材の情報管理
STEP
勤務時間等を管理
STEP
勤務時間に基づく給与計算
STEP
給料の支払い等の経理処理

これを業務フローの観点から整理すると、

STEP
採用
STEP
勤怠管理
STEP
給与計算
STEP
会計
パドー

会計処理に行き着きます。

ゆえに、IT導入検討に際しては、「会計ソフト」の選択は非常に重要となります。

ですから、IT導入に本格的に踏み切るなら、必要に応じて「会計ソフトの変更」も視野に入れておく必要があります

最適化のために

IT活用できそうなムダな作業について考えるとき、大切なのは「仕方ない作業」ではなく「変えられる作業」と考えることです。

スピードアップや自動化をすぐに思い浮かべるのではなく、必要か不必要かの観点から「やめるやめないの判断」をすることが重要です。

そのためには、何よりも現状の棚卸しを徹底し、交通整理が必要であるでしょう。

正しいIT活用を実現するには、その前段として「現状」を把握し、ムダな作業を可視化することが非常に重要です。

パドー

次のステップを踏みましょう。

STEP
業務整理
STEP
標準化
STEP
共有化
STEP
効率化
STEP
システム導入

効率化のステップまで届いていれば、業務における理想の姿が働く人たちの間でイメージできているはずです。

イメージが共有されているのであるならば、システム導入後のリスクは少なくなっているに違いありません。

導入前のステップを正しく踏むことで、現場で働くみなさんが、「どうやって使えば ありたい姿になれるか」を理解することができるのです。

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✒︎ この記事を書いた人

人事屋パドーのアバター 人事屋パドー 人事系ブロガー

都内に勤務の労働者。元営業マンの人事部長です。当サイトにて、人事・仕事・就活に関して書いています。あなたの悩み事の解決のヒントになれば幸いです。

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