いちばん読まれている記事

「プロの人事力」人事のあなたが成長するためのキホンとは

会社にとって必要不可欠なプロ人材となるために

プロの人事力

(4.0)

人事コンサルタントである著者の西尾太氏は言います。

本書は、仕事に関する心構え、業務との向き合い方、全体感の捉え方、必要な知識と学び方など人事担当者の成長という視点から「人事のキホン」を解説します。

つまり、

人事担当者の成長という視点からアプローチした内容になっています。

現在、多くの企業で、人事部門の合理化、権限移譲、外部委託が進んでおり、それに伴い人事エキスパートの育成機会が少なくなっています。

その一方で、転職市場における人事担当者のニーズは年々高まっています。

なんともちぐはぐな状況が続いているのです。

企業における働き手の主体が「人」である限り、

会社の中で唯一「人のことを中心に考える」部門や担当者がこれから先も完全に不要になるとは考えられません。

むしろ、その重要性が高まってきていると捉えることが自然であるはずです。

本書は、企業にとって、従業員にとって、

必要とされる人事パーソンになるための解説書となっています。

パドー
あなたが、人事パーソンであるのならば、ぜひ一度手に取ってみてください。
こんな人にオススメ
  • 人事の仕事、基本を学びたい方
  • 人事パーソンとしての成長を目指す方
  • 現状よりも一段高い目線で経営・人事業務をとらえ直したい方

おすすめ

今すぐチェック

本書の構成について

本書は、全部で8章から構成されています。

  1. 人事担当者の学び方
  2. 人事担当者の「左右」「前後」「上下」
  3. 経営理念と人事
  4. 人事部門の機能
  5. 人事担当者に求められる能力
  6. 人事マネージャーに求められる能力
  7. 人事マネージャーから人事部長へ
  8. 西尾式(人事の信条)

人事担当者が身に着けるべき最低限のコンピテンシー

次の8つとなります。

パドー
あなたにはどれだけ備わっていますか。
  • 変化を受け入れる(創造的態度)
  • 周囲の雰囲気を高める(動機づけ)
  • 自分の仕事の「目標設定」「計画立案」「進捗管理」
  • 情報収集力・問題分析力
  • 状況把握・自己客観視
  • 共感力・傾聴力・チームワーク
  • 主体的な行動・企画提案力・プレゼンテーション力
  • ストレス耐性

「ストレス耐性」とは、ストレスをコントロールできる力です。人事は、特にストレスの多い仕事です。

傾聴のスキル

人事の基本は、人の話を聞くことです。

質問すれば相手が的確に答えてくれるほどの楽な場面は皆無です。

質問をする際には当然に工夫が必要となります。

一般的に、質問には次のような種類があります。

パドー
臨機応変に、質問のスタイルに変化をつけていくスキルが求められます。
  • 限定質問
  • 拡大質問
  • 関連質問

限定質問

「はい」「いいえ」やごくごく短い言葉で答えられる質問。採用面接のときにはやってはいけないクローズ質問のことです。

たとえば、

上司
研修は好きですか?

拡大質問

相手が答えるために考える時間が必要な質問。

たとえば、

上司
どのような点が難しいですか?

関連質問

第三者の意見や事例、あるいは関連する情報を引き合いに出しながら、相手の答えを求める質問。

たとえば、

上司
〇〇のような状況の場合、あなたならどうしますか?

また、相手に心を開いてもらうための「共感のスキル」も身に着ける必要があります。

パドー
共感を示すには次の4つの基本的な型をいつでも実行できるようにしておくべきです。
  • 同意する
  • 理解をしめす
  • 言い換える
  • 発展させる

同意する

相手の発言に対し、あなたも同じ意見だと伝える。

たとえば、

上司
〇〇さんの気持ち、よくわかります

理解を示す

相手の話を真剣に聞いていることを伝える。

たとえば、

上司
〇〇さんはそのとき、そういう体験をなされたのですね。大変でしたね

言い換える

相手の発言をあなた自身の言葉で言い換える。

たとえば、

上司
〇〇ということは、XXしたということですよね

発展させる

相手の発言に付け加えて、あなたの考えを述べる。

たとえば、

上司
〇〇できたのですね。それならばXXすることもきっとできますよ

 

どんな相手からも、話を聞きだすことができなければ、人事の仕事は務まりません。

人事担当者として

人事業務は非常に多岐にわたります。

そのために次の3つの視点を常に忘れないようにしましょう。

  1. 左右
  2. 前後
  3. 上下

すなわち、

  1. 広い分野を漏れなくカバーする
  2. 時間軸を常に念頭に置く
  3. 関係者への報連相を徹底する

日々経験を重ねながら、会社や社員の成長の原動力になることが求められています。

そのために忘れてならないのは、

あなた自身が信念を持って行動することの重要性です。

  • 何を実現したいのか
  • どのような会社にしたいのか
  • 何を大切にしていきたいのか

自分軸をしっかりと築いていってください。

信念を持つとは、自分のあるべき人物像がわかっているということに他なりません。

パドー
あるべき人物像に近づいていますか?

 

今すぐチェック

あわせてよみたい

「働き方改革で潰れない会社の人事戦略」を知りたくないのか 「科学的人事の衝撃」HRテックが実現する人事の新時代がやってくる

とにかく、ぶれない!