上司のタイプによってなんだか査定が変わってしまう謎

あなたの上司はどのタイプなのだろうか？

上司のタイプによって、査定は変わってしまいます。

信じたくありませんが、それは真実であり、ある種の怪談です。

徹頭徹尾、定量的な物差しで成績が測られるのであれば別ですが、通常は定性的要素が必ず査定項目に挙げられているはずです。

であるならば、上司の判断は常に「感覚」の影響下にあると言わざるを得ません。

査定における上司の４つのタイプ

査定というフェイズにおいて、上司は次の４タイプに分類されます。

自分に厳しく、部下にも厳しい

できるだけ、避けたいタイプです。

ご自身にも厳しいからと言い聞かせても、なんらの慰めにもなりません。

ハードルを下げるつもりは一切なく、ひたすらに修行僧のように理想を追いかけます。

ひとりで追いかけてくれよと言いたくなりますが、しょうがないと諦めるしかありません。

ただ、ひとつだけいいことがあります。

確実に、鍛えられます。

地獄の特訓コースに入門したと割り切り、卒業（異動）を待ちましょう。

自分に厳しいが、部下には厳しくない

基本的に先ほど同じタイプなのですが、周りは我関せずのタイプです。

大抵の場合、部下にあまり関心を持っていません。

時として、厳しくない評価が甘い評価に傾く場合があります。

関心がない分、他人に甘くなるタイプの典型です。

そのような上司に当たれば、本当にラッキー。

自分に厳しくなく、部下にも厳しくない

よく見かけるタイプです。

波風を立てたくないし、極端を嫌う性格のようです。

日頃の指導教育の場面に顕著に現れているので、査定の感じも容易に想像がつくことでしょう。

時折り、厳しくないが甘いに転がる人たちもいます。

自分にも甘く、部下にも甘い。

早晩、組織運営は瓦解の一途を辿るはずです。

一刻も早く、将来を憂え、異動希望を出しましょう。

自分に厳しくないが、部下には厳しい

最悪ですね。

いわゆる「サイテー」のタイプです。

実務能力にも管理能力にも難点の人物が往々にしてこのタイプです。

不幸中の幸いは、上司の上司が彼（彼女）の自己中ぶりをきちんと把握しているところにあります。

間違って、上司の上司も直接の上司と同型であるのならば、ご愁傷様としか言いようがありません。

転職も視野に入れましょう。

他人事ではない

現在のあなたの上司は以上のどのタイプでしょうか？

ご自身が上司になった時に、どのような上司を目指すのか、もしくはなってしまうのか。