【就活2018】蟻地獄のような夏が始まる

いよいよ佳境

ネットを検索すると、現在内々定率が3割を超えているという情報が飛び込んでくる。

実感としては、もう少しばかり上のように感じるが、さりとて4割も5割もという感じでもない。

6月1日の公式上の解禁日を過ぎれば、怒涛の内定・内々定ラッシュが来る。

そのあとに待っているのは、灼熱のあり地獄だ。

もちろん、学生も企業も、いずれも蟻であるのだが。

毎年のことながら

第一希望の会社から内々定や内定が出ているにもかかわらず、続ける学生は少なからずいる。

なぜでしょう?

継続することの合理的理由がないにもかかわらず就活をやめない。

入社後、新入社員に疑問の解消を目的とし、尋ねたことが何度かあります。

返ってくる答えは概ね次のとおりです。

決定以前から選考日程が決まっていたので断りづらく、とりあえず受けてしまう

切が悪いので、最後まで残さず受けて、すっきりと終わりたい

なんとなく流れで続けてしまった

若干、他のところにも色気が出てきたので

最後の答えは理解できます。

気に入りませんが、理由は分かります。

  1. 優柔不断気質のビッグバンなのか?
  2. 決めれない症候群の重症患者なのか?
  3. やりきった感を追い求める虚無僧であるのか?

聞かなきゃよかったのレベルで不可解さが増大しただけでした。

採用担当者の憂鬱

現在採用に携わる誰もが、この学生は本当に当社に来てくれるのかの確証を得られないまま、10月1日の内定式まで不安の海を漂います。

クラゲのごとく。

なんて体に悪い仕事なんだ。

会社の規模にかかわらず不安定な立場に人事屋は立っているのです。

大手は大手なりの、中堅は中堅なりの、中小は中小なりの苦悶が付きまといます。

人間不信

これは経験した人でないと理解できないところですが、絶対に当社に来ますと言っていた学生が承諾書を提出後、一ヶ月ぐらいしてあっさり辞退してくることがあります。

我々もプロのはしくれですから、来るこないは大抵気配でわかります。

が、そのような自負を完膚なきまでに木っ端微塵にする学生がときたま現れます。

不信。

数年前にわたしも体験しましたが、かなりショッキングでした。

それ以来、疑心暗鬼のサングラス越しに学生を見るようになりました。

地獄の到来

これから大手を中心に6月15日までの間に内定・内々定のラッシュです。

そこから一週間から10日程度の間に学生は結論を出すことを求められます。

従って6月中旬から下旬にかけて、いわゆる仕切り直しが始まります。

多くの学生は持ち駒(選考中企業)がなくなるのでリスタートです。

企業においても確保数がほぼほぼ出揃うために、足りていなければ同様にリスタートです。

暑い盛りなので体力的に消耗が激しいです。

周りを見渡すと多くの学生が決まっているので精神的に辛いです。

企業の中には、早々に見切りをつけ次年度の2019年にシフトする企業も少なくありません。

そのような余裕がないところは、学生同様の夏の戦いが始まります。

蟻地獄のような夏です。

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