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POPEYE最新号の「僕の好きなアート。」は即買いレベル

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つり革広告が私を手招く

一週間の終わり、帰途の車中、降りる駅に近づいたので、Kindleをしまい、ふと目を上げる。

つり革広告に、POPEYEの文字。

なんと、「僕の好きなアート」とある。

選択の余地なし。

本屋にまっしぐら。

会田誠氏インタビュー

孤独な惑星―会田誠作品集

記事の中で、会田氏は言います。

僕が思うに現代アートっていうのは近代アートの自殺みたいなもの。デュシャンの便器は何がすごいって、芸術家として「芸術の自殺」を最初に演じたから。

このような認識は広く共有されていて、ここが出発点である、らしい。

問題は、各アーティストの自覚の度合いなのです。

  • 無自覚すれすれのもの
  • 自覚しても何もできないもの
  • 自覚していないふりを懸命にするもの
  • 自覚を全面に出し開き直るもの
  • 自覚と無自覚を無効にしてしまうもの
パドー

切りがない

戦いは、どの業界、分野においても、無慈悲で、凄惨です。

生き残ったものだけが歴史になるのでしょう。

思い出した画家

ナチュラル・ウーマン

このポップな雑誌をめくっているときに、記憶が蘇りました。

以前にやたら気になっていた画家。

トワイヤンです。

松浦理英子氏の「ナチュラル・ウーマン」の表紙にあった、あの絵なのです。

いつか美術館でめぐりあいたいと思いながら、会えずじまいで現在に至っています。

この絵のタイトルは、たしか、「休息」であったような。

最後に

現代アートは、わかるわからないの罠にハマると、たぶん敬遠してしまいます。

そうではなく、いいな、なんかいいなあで、いいんじゃないでしょうか。

僕の好きなアート。

私の好きなアート。

ただ、それだけでしょう

「ただそれだけ」だけが、現代アートが生き延びる道であるのかもしれません。

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✒︎ writer (書き手)

人事屋パドーのアバター 人事屋パドー レビューブロガー

本サイト「シンキング・パドー」の管理人、人事屋パドーです。
非常に感銘を受けた・印象鮮烈・これは敵わないという作品製品についてのコメントが大半となります。感覚や感情を可能な限り分析・説明的に文字に変換することを目指しています。
書くという行為それ自体が私にとっての「考える」であり、その過程において新たな「発見」があればいいなと毎度願っております。

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